オデッセイのレビュー・感想・評価
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独り火星に取り残されて、どう生還するか⁈ シリアスでヒステリックな...
独り火星に取り残されて、どう生還するか⁈ シリアスでヒステリックな人間性を描くか、SF的な突拍子も無い解決方法で終わるのではないかと心配したが、そのいずれでもなかった。
全編において、常に前向きでポジティブなストーリー。どんな苦難の中でも諦めず、考え抜くことで希望を導き出す。主人公ワトニーのメンタルの強さ×NASAの英知が一丸となって(+中国も)問題を解決していく。
ディスコミュージックとジョークも沢山散りばめられ、期待以上に楽しく素晴らしい映画でした。
マット・デイモンで正解。
友人達の間では賛否両論あったけど、私はマット・デイモンが好きだし、自分が彼の話し相手になっているようで楽しかった。そして出ずっぱりだから嬉しい。だがしかし、マット・デイモンのファンということを割り引いても、良い映画だと思う。そんなに期待しないで観たけれども、あらいいじゃない!といった感じ。軽いようで重い。けど重くなってない。いいことがたくさん隠されている気がする。それらをどれだけ発見できるか、宝探し的な要素があるかもしれない。どんな映画でもそうかもしれないけど、制作者の意図に関係なく、観た自分が自分なりに感じることや得るものが多くあると、観てよかったなあというお得感と幸せな気分に浸れる。これはそんな映画だったかな。『注:あくまで個人の意見です。』
本日見てきました!
笑いあり、涙ありの感動作
いい選曲だよ。
喜劇王チャップリンは言った。
人生に必要なものは、勇気と想像力、それとほんの少しのお金だ。
本作はこう言う。
宇宙で必要なものは、知恵とユーモアとディスコミュージックだ。
いや~期待どおり♪大変楽しめた作品だったが、その科学的根拠に
基づく描かれ方に全面協力をしたNASAで何度も宇宙公開されたと
いうんだからこれもまた嬉しい。ゴールデングローブ賞で今作が
コメディ/ミュージカル部門だったという面白話まであったりで
何かと話題に事欠かない作品なんだけど、個人的に大好きな部類。
宇宙オタクでも火星マニアでもないが、あんなことが実際に火星
でできるのだとしたら(ジャガイモ栽培)素晴らしいことだと家に
あるジャガイモに視線を送ってしまった。でも肥料をどうする^^;
さておき、あのリドリー御大が?と思うほど素直な作品だったが、
たった一人でのサバイバル体験という意味で果てしない挑戦劇に
なっているため観飽きない。一体彼はどうなるのか?と、前半で
早々に絶望感皆無(ここがゼロ~とはちょっと違う)なジョークや、
耳慣れた音楽に彩られ静寂がまるでない。つまり人間は音や会話
に晒されていれば孤独や焦燥を感じないでいられる(良いか悪いか
は別として)のがよく分かる。家で勉強をせずに小うるさいカフェ
で勉強をする学生さんの気持ちがなんとなく把握できたような^^;
マットは見事に筋肉付けとダイエットを繰り返した身体を披露し
観る者の共感を誘い、そんな彼を24時間テレビのマラソン中継の
ように全世界が見守る。そして科学とエンタメの融合したドラマ
はどんなジャンルの人々をも楽しませドキドキしながら着地する。
(リアル世代なので足踏み慣らし状態♪スターマンに泣いちゃった)
オスカーは逃したけれど
水、食料には限りがあり普通なら誰もが取り乱すところでしょうが、マークは我を失わずアタマをフル回転して生き抜く術を模索します。前半はまさかの農業ムービー!彼は植物学者だから、実は農業に明るい。感謝祭用にストックしていたじゃがいもを植えて栽培。肥料は人糞!?化学反応を駆使してなんと水も作っちゃいます。
食うものに困らないならあとはもう助けを待つのみ…とはいかない。その後もマークの前に数々の試練が待ち受け、最後まで予断を許さない。
常に危機的状況なので話が重くなりがちですが、火星のロケーションとはおおよそ不釣り合いな往年のディスコナンバーが効果的に流れ、どこかケセラセラな雰囲気に(最も耳に残るのがデヴィッド・ボウイの『Starman』とは感慨深い)。
マット・デイモンの好演のみならず、キウェテル・イジョフォー、マイケル・ペーニャら、何気に豪華な渋い脇役が映画に厚みを持たせています。
満員御礼!
公開2日目の日曜日の午後に鑑賞。隅から隅まで、一番前までお客さんでいっぱい!こんな光景は久しぶりで、映画ファンとしては嬉しい限り。広い劇場なのに貸し切りなんてこともたまにあるので。
内容は、いわゆるサバイバルものになるんだろうけど、とにかく明るいなんとかで、まるで絶望感が無い。最近の作品ではオールイズロストあたりを思い出したんだけど、状況は遥かに絶望的。にもかかわらず、彼は違う。心が強いのか鈍感なのか、そういった絶望的な状況をライトにえがく。そういったスタイルがディスコミュージックなんかにも現れていたんだと思う。家族愛やラブストーリーなどという蛇足が無かったのも好印象。だが彼の国が出てくるのがいかにも今時のハリウッド的でもある。
ヒヤヒヤ
面白いし、感動できた。
意外に
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