オデッセイのレビュー・感想・評価
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思ったより楽しめた訳は・・・
マットデイモンの「インターステラー」での
ダークな印象がやっと無くなりましたね(笑)。
劇中の要所要所で
70年代ディスコミュージックが
挿入されていたので、
「ゼログラビティー」に比べて
重い感じがしませんでした。
ドナサマーのホットスタッフ、
アバのウォータールー、
グロリアゲイナーの恋のサバイバルに
デビッドボウイのスターマン!
細かい点で分かりづらいところはありましたが
手に汗握りながら息をのむ展開でした。
アメリカと中国が手を結ぶあたり、
現在の国際情勢を反映しているなあとも思いました。
期待通り
期待を裏切られることない、映画。
予想通りの展開で、安心して見られました。
マットデイモン様、ちとファットになられた?…と思っていたら、ストーリー展開に合わせて見慣れたボディに戻られ、安心しました。
しっかし、傷が似合う男だわぁ。
ナットクの完成度!
原作の邦訳出版後すぐに読んでて、えっ、アレを映画化するの?あの大作をどーやって?と思っていたので、評判には半信半疑、恐る恐る観に行きました。
で、面白かった!
モノローグパートの長い話をうまく整理し、すごい映像でさりげなく魅せ、ちゃんと娯楽作になっている。
そして、マット・ディモンがカッコイイ!
もっとコミカルなのかと想像してましたが、ほど良くシリアスでした。
本作では、わかりやすく奇想天外な事件や謎の宇宙人や人類が滅亡しそうな災厄やディストピアがなくても、そこにある宇宙が十分に「強大な敵」で、どこに居るのだとしても人か生き続けるということはサバイバルなんだという当たり前のことをきちんと見せてくれた、新しいSF映画だと感じました。
マット・デイモンが格好いい
宇宙に食べ物も殆どない状態でいるため、時間の経過とともに体重がみるみる減少。
鍛え上げられた肉体が徐々に骨ばっていくマット・デイモンの役作りに脱帽。
内容は宇宙ならではの、ありきたりなもの。
単純に面白かった
細かいところを考えたらキリがないですが…
フィクションだし、そういったシンプルな観点から見れば面白い作品だし、何よりマット・デイモンが良かったと個人的に思いました。体作りがすごい。
本当に奇跡としか言いようがない結末ですが、お涙頂戴で誰かが犠牲になって亡くなるストーリーよりは頑張って生き延びようとする姿や方法に見応えがありましたね。
私はまた見たくなる映画でした^ ^
トニーへの捧げ物
やはり今作はリドリーからトニーへの捧げ物なのだろうと思う。
ドラマは深めることなく小気味よく流れるストーリー展開はトニーの作品におよそ通じるものだ。そして絶望的な状況から主人公が極めて明るくサバイヴしていく姿勢を見せることで弟の悲劇に対する答えとしたリドリー。
彼の作品群の中でも異色なのだが、そこはリドリー作品なのでやはりビジュアルが素晴らしい。船外ヘルメットのライトやビークルなどの造形だったり無重力での船内の小慣れた感じの動きとかのアイデア群はSF作品として歴代でもトップクラスじゃないだろうか。
軽いノリの作品だけどその背景を考えると悲しくもある。そしてスターマンの選曲はダブルミーニングだったと思うが、ボウイの死去によってトリプルにもなってしまった。合掌。
火星版ダッシュ村
見終わるとスカッとした気分に。
宇宙ものにありがちな息苦しさや孤独との戦いはほとんどなく、主人公が目の前の苦境のひとつひとつに、ひたすら立ち向かっていく描写がほとんど。それが良い。
決して絶望しない主人公。それが浅いと言えば浅いけど、こういう宇宙ものがあってもいい。私はこっちが好き。
マットディモンのフツーさと等身大の主人公像が良い。
前半サバイバルのために、主人公が持てる知識を総動員して水を作ったり作物を育てていく描写が一番ワクワクした。
その分後半はけっこう雑。
NASAの内部の政治的な拮抗がむしろスリリング。原発の事故を思い出した。先日NHK特集で見た原発事故当時の現場と東電と官邸の生々しいやりとりを思い出した。隠蔽工作はやはりロクな結果にならない
どこがオデッセイか分からないが
3Dで鑑賞。
リドリー・スコットの最近の映画「プロメテウス」「エクソダス 神と王」は
期待外れだったが、今回は良かった。
日本の配給会社に不満。①日本での公開が遅すぎる ②邦題がいい加減
この作品に限らないが。
ワトニーから学ぶ生き方
火星に1人取り残された男のサバイバル物語。
食料、水を科学の力で作り出す手法には脱帽。
舞台は火星だけではなく地球、そして宇宙。
ゼログラみたいなハラハラも味わえる。
最初は地味な火星生活が続いて退屈するのでは、
と思ったけどワトニーの明るいキャラでカバー。
主人公以外も豪華な配役。
個人的にはF4に続いて物静かな理系女子を演じたケイト・マーラ。かわいい!!!
この作品で何より感動したのはワトニーの行動。
立て続けに起こる絶望にも屈することなく、
何かできることはないかと考え、それを実行する。
これを出来るのはなかなか難しいこと。
今後何かしらの壁にぶち当たった時はワトニーのことを思い出したい。
まあ、フィクションだし
フィクションだし、と冷めてしまった。
ところどころ突っ込みどころが多いが結構楽しめた。
この映画をみて、ふとある質問が思い浮かんだ。「宇宙開発が世界中で起こっている貧困や飢餓に関する問題を解決するのに良い手段だと考える人がいますが、あなたはどう考えますか?」マット・デイモン1人を救うためにアフリカの難民を何万人も救えるぐらいの多額のお金と、何百人もの人を働かせてそれを正当化するのは甘くないか?
彼が成し遂げたこと、又彼自身にそこまでの価値があるだろうか?「先進国の先進国による先進国のための映画」であると思った。
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