オデッセイのレビュー・感想・評価
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どんだけ頭良かったらあんな計算出来んねん
マットデイモンは、ハリウッド俳優の中でも公開作品を楽しみにしてる1人!
ここ2年くらいエリジウム・インターステラーとSF作品に出演してましたが、その2本と比べると今回は、彼の魅力満載の出来栄えや思います。
火星に取り残され絶望の淵から前向きに明るく懸命にビデオに語りかける姿に胸が熱くなる。
ただ・・ここ最近のSF作品で最高に面白かったゼログラビティと比べちゃうと、救出されるまでの火星時間と地球時間の長さにイマイチ緊迫感が伝わらず途中飽きるかな。。。。それとどんだけ頭良かったらあんな計算出来んねんって疑心が生まれる〜笑
前半1時間と後半30分なら間違いなく☆5つやったけど・・・☆3.5
劇中流れる船長の忘れ物の音楽のチョイスが、昭和世代には絶妙だったので、プラス0.5で、☆4
いつ何時もアメリカNo.1の国が、まさかの中国に助けを借りるとは@@!ってのに映画であっても驚いた^^;;;;
その辺りが、レビュー評価急落の原因かな〜。。。
想像力が全開!一緒に火星に飛びましょう!
私の中で、「今絶対観たい映画ベスト5」に入っていた本作。公開日が来るのを、首を長くして待っていた。そしてその期待を裏切る事なく、マット・デイモンはちゃんと答えてくれた!
この作品のヒーロー、マーク・ワトニーを演じるマット自身も、映画界入りした当初は、中々役に恵まれない長い下積みの末、「グッドウィルハンティング」でいきなりスターダムに浮上した。
その後、彼はジェイソン・ボーンシリーズの「ボーンアイデンティティー」に出演していたので、アクションもOK、それに加え「リプリー」「ヒアアフター」「恋するリベラーチェ」等難しい役柄をこなす一方で、コメディー作品にも出るなど、芝居もオールマイティーで確かに巧いのはお墨付きと言うわけで、この作品のヒーローが感じるであろう、様々な心の葛藤を演じる要素は彼自身にぴったりだと思いませんか?
宇宙飛行士と言うと一見華々しいが、下積みの長い訓練の末の成功。火星到着と言う栄光並びに突然の事故に因る絶望と死の恐怖。
そんな極限下で人間はどうなるのか?混乱し、ブレまくる人の気持ちがどう変化していくのか?
その気持ちの変化を砂漠の様な限られた場所で、気の効いた小道具も無い状況で、一人で表現するのだ。
そしてその他は、宇宙基地と言う限られたセット空間の中だけで、一人芝居のシーンが続くのだから、有る意味マット・デイモンの存在の善し悪しで作品の印象が大きく左右されてしまう映画と言えるのだ。
そんな中で、火星には行った事がないマットだが、如何に特殊な環境で人が生き延びる為には、どんな問題を克服し、更に何を考え、前に進んで行くべきなのか?と言う事、自己に向き合い、己の弱さを克服、更なる道を切り開く為の方法を自分だけで考える事の難しさを、彼は小さな表情の変化や、セリフの声の変化で巧く表現していたと思う。
勿論火星を覗いた事の無い観客にも共感出来るような、フィクションで有りながらもリアリティーを失わないような緊迫感を持たせながら、物語を紡いでいく事が要求されるのだから、マット・デイモンにも相当遣り甲斐の有る作品だったと思う。
今では決して、昔のようなハンサムガイの甘いマスクではないけれど、その親父顔の彼でなければ、表現する事の出来ないリアルな緊張感が存在する面白い作品だったと思う。
本作は、映画を観ながら観客である私たちも、自分ならどうする?と言う想像力を常に膨らませてマットと一緒に火星旅行をしなければ、一人映画館の椅子に取り残され、発射出来ないで、おいてけぼりをくわされてしまう事になるかも知れない。
リドリースコットの作品なので、「ブレードランナー」「エイリアン」等を撮ってきた人だけにSF作品には慣れているだろうけれど、特撮技術が進歩して、視覚効果的にリアルな異空間を演出出来るようになった分、より人間的な心の部分にフォーカスしないとアンバランスな作品になってしまうと思う。そこを巧く、あくまでも科学を扱う人間の存在に主体を置いて、心理的に見せる作品と仕上げたからこそ、突っ込み処満載で有りながらも、飽きずに鑑賞出来る作品になったのだろう。
ところでジェフ・ダニエルズがNASAの責任者役として久々に出演しているのも嬉しかった!
何せ「スピード」の爆弾処理班の彼が格好良く印象に残るのだが、彼も中々大きな役処に恵まれないのは少し残念だ。
ハラハラドキドキ
サイエンスってかっこいい!
サバイバル
「ゼロ・グラビティ」のハラハラ感と「アポロ13」の救出劇にサバイバルが加わった様な作品でした。
あの状況で生きようとするポジティブさが凄いんだけど、あんな不毛の地に畑を作ろうという発想がまた凄い。
植物学者で良かったねって感じです。
アポロ13を観た時もそうでしたが、一つの目的の為に皆が知恵を出し合い一丸となって取り組む姿が好きなので楽しめました。
ワトニーが生きてるとわかりクルーと交信した時も、救出された時も、そうでしたが厳しい状況でも冗談をいいあって喜べる仲間って素敵だなと思いました。
久しぶりにがっつりSFを観たなという感じです。
「面白い?」って訊かれたら「…普通」って答えます
原題のほうが素敵だなぁ
オデッセイ
地球からあれだけ離れた絶望的な状況、色々な表情で襲いかかる火星。その中を生き抜こうともがき人間の強さと賢さを緊迫感の中で駆使する主人公。生還した後の公演で話していた目の前の問題を一つ一つ解決していったら地球に還ってこれたぜ!に納得ww
あっ、こういうタイプね。
マッド・デイモンさん、本当によく取り残されるな・・・。まあでも、エリジウムに比べて非常にポジティブな考えの持ち主になってたし良かった良かった。
無駄話はこれくらいにして、本作だが予想していたよりも違う方向に進んだものの、概ね楽しめたと言った感じだ。
リドリー・スコット監督で失敗作扱いされている『プロメテウス』が好きな私からしてみれば本作は少し期待はずれだった。火星に1人残されるという設定だったので絶体絶命の状況下でどのように必死に足掻くかを期待していたが、ご都合主義が所々に見え隠れして作り手にとって非常に調子のいい展開が続き、7ヶ月くらいの月日をどのように生き抜いたかをやせ細ったマッド・デイモンの容姿でご想像におまかせしますというような感じも嫌だった。
この映画と同じような状況下で展開される『ゼロ・グラビティ』と比較すると圧倒的に『ゼロ・グラビティ』の方が恐怖感は強い。しかし、ストーリーとしては『オデッセイ』の方が笑いの要素も強く、ストーリーの展開も多く楽しませてくれる。私のように『エイリアン』や『プロメテウス』などの暗いテイストのリドリー映画を好む者からすれば本作はやはり少し的外れだった。
そうは言っても、マッド・デイモンの演技は圧巻で苦悩する表情なんかはかなりリアルで引き込まれる。所々で流れる場違いな音楽も映画を引き立てていてよかったし、前向きな気持ちにさせてくれる映画としては普通に楽しめる。火星の作りこみなんか本当に凄くて感動する。
リドリー・スコットに求めていたものとは少し違ったけど、何かと収穫のある価値のある映画だった。
今年の初映画館!
途中で飽きる
一人は辛い。
火星での小規模生活を見たかったのだけどわ割と地球でのあたふたする人々の様子が多くて途中ダレたりもしたが、その度に何か問題が起きて、注意を引かせるのはさすがリドリースコットという感じか…
困難が起こる度、もうダメかと思う度にやれる事をとにかくやってみる、ダメなら仕方がない。という姿を見たくて宇宙ものの映画を見るのかもしれない。
そして今回も死力を尽くすマットデイモン。助けたいと願うクルーたち。どうすれば助ける事が出来るか寝ずに働くNASAの人たちにも感動した。
興行的に抑えときたいのであろう中国への配慮は何だかニヤけた。
デビットボウイの「スターマン」が流れた時は胸が熱くなった。
そして、やはりラストは祈って興奮して涙した。
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