オデッセイのレビュー・感想・評価
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火星の生活をもっともっと観たかった
面白かったです!火星に取り残されたのに、なんとか生き延びるために一つ一つ問題を解決していく様が大好き。
ただ☆4つけれなかったのは、建物壊れた時にもう一度彼自身の力で復活劇してほしかったなーと。
それか、置き去りにしてしまったクルーの気持ちをもっと観たかったなー。と
この辺りは私の個人的な好みなので、映画の感想としていいのか解りませんが…映画はとってもハラハラして、笑って、感動もできて良い作品でした!
ダクトテープとキャンバスすげえ
火星ダッシュ村かどうかはさておき。
劇中ではパニックやヒステリーみたいなのを起こすような人が居ないってのは良いですね、見やすい。もっとも関門をくぐり抜け、人類70億から選ばれた彼らはスペシャリスト。パニクるような人は選ばれないだろうからリアルな描き方でもあります。
そしてやはり印象的なのはワトニーやヘルメス号クルーなどの心象を歌で現すところですね。
特にボウイのStarmanは良いですね。歌詞には「空でスターマンは待っている」「子供たちを夢中にさせよう」とあります(何に夢中にさせるかというと本当は音楽のことですが)。
もちろん空で待っているのはワトニーですが、誰も居ない・何もないような過酷な環境で1人生き延びているというニュースが世界を駆け抜けた時、それはスターマンから子供たちへの語りかけになったのではないでしょうか。
一体どんな場所なのか、水も酸素も無いはずの火星という遥か彼方で彼はどうやって?そんな疑問を感じたり、ニュースに夢中になったあの世界の子供は多いでしょう。
科学の力によって火星を植民地化した「スターマン」に憧れて、科学を志したり、火星を目指す子供たちが増えて惑星探査がどんどん進んでいく…そんな妄想がこの曲のお陰でスーッと広がっていきます。
科学への憧れが持てる非常に良いSF映画でした。
こんなもんか
2時間25分は退屈はしなかったけど、アメリカ人もこんな下町ロケットみたいな話が好きなんだなあ。ふーん。
全体的に細かいディテールとかリアリティを重視しすぎて、なんだか何をやってんのかよくわからないところが多数あったなあ。
もうちょい大雑把でもいいんでないか?
まさかリドリー・スコットで泣けるとは
えーっと、私、リドリー・スコット監督とはこれまで相性が悪かったんですよね。『エイリアン』は別としても、その他の代表作である『ブレードランナー』とか『グラディエイタ―』とか、あんまり好みではなかったわけです。
しかしっ! 今作は素直に楽しんじゃいましたよ、私! そして、なんと泣いちゃいましたよ、私!
思うに、私がリドリー・スコット監督が苦手なのは、なんだか格好つけたようなカットだったり、奇を衒ったところが目に付くところだったのですね。ちょいちょい、そういうカットを挿入してきたりするから、なんかノリ切れない気持ちにさせられるっていうかね。
でもですね、今回は奇を衒う必要がなかったんだと思うんですよね。だってほら、舞台が火星だから! つまり普通に撮っているだけで、すべてが奇抜な世界なわけで、その分、あえてそういうカットを入れる必要がなかったのではなかろうかと。そういう意味では、『エイリアン』も、そのエイリアンの存在だけで十分な異形っぷりを表現できるわけで、その説得力で押し切れたからこそ、素直に私は楽しめたのかなぁ、などと考えたりしましたですね。
大好きな監督の場合、あまりあれこれ考えて観たりせずに、ただ単純に楽しんでしまったりするわけですが、逆にリドリー・スコット監督みたいな、どうにも自分にはしっくりこない部分がある監督だと、映画の撮り方とかを改めて考えさせてくれる機会にもなるんだなぁ、と感じましたですね。
こんな映画が日本の興行収入一位で、問題作扱いされないことがもはや日...
こんな映画が日本の興行収入一位で、問題作扱いされないことがもはや日本はアメリカの精神的な植民地であるという事実の証明なのではないだろうか。極端な言い方になるかもしれないが、アメリカの未来のヴィジョンの中には日本はない。アメリカを頂点とした民主主義とグローバリズムが融合した全体主義的な世界の中に中国もいる。これがアメリカの未来のヴィジョンだということをありありと見せてくれるという点ではぴったりな作品かもしれない。
今までの宇宙映画の雰囲気じゃなくて大好き
宇宙映画ってシリアス、単調、パニック
みたいなイメージで娯楽映画としてあまり観れていなかったんですが、この映画はその概念を覆されました。それでいて多分リアル。主人公も周りの人間も頭がキレて、ユーモアがあって魅力的に描かれています。
もちろんピンチやパニックもあり、最後まで手に汗握るストーリー。リアルなSFとヒューマン映画が上手くマッチした最高のエンターテイメントでした。
安心してください、生きてますよ(笑)
不慮の事故により火星に置き去りにされた宇宙飛行士・ワトニー。食料も酸素も限られた状況下で彼が生きている可能性はゼロだ。誰もがそう思っている中、彼はビデオブログを作り始める「安心してください、生きてますよ(笑)」と。
火星版『キャスト・アウェイ』を想像していくと飛んだ肩透かしを食らう。確かに使える物をフル活用しながら生き延びる策を模索する姿は共通するが、どうにもこうにも“とにかく明るいワトニー”さん。絶対的ピンチなのにユーモアセンスを失わなず、落ち込むことなく、火星での生活を満喫していく。彼の愚痴の吐き出し口になるビデオブログはいつしか観客に向けたメッセージとして機能し、ワトニーに親近感を覚えてしまう。
救出作戦を練るはずのNASAもどこかマイペース。「ワトニーは生きている、助けなきゃ!」「オイオイ、葬式だって済ませてるんだぞ、今更どう説明する」って、それでいいのか!?(笑)
自分がこんな状況になったらこんなにポジティブにいられるだろうか?自分が救出チームの一員だったら、彼の生存をここまで楽観視できるだろうか?善人ばかりの登場人物を含め、人間的なリアリティはすこぶる弱い。が、この作品の楽しみ方は、これはコメディだ!と割り切ること。シリアスさや感傷的な要素を求めてはいけない。むしろ、孤独・絶望という状況に立ち向かうには、ユーモアとポジティブ思考、そして楽観主義こそが最大の武器であるということを教えてくれる。さぁ、場違いなディスコミュージックを聴きながら、ノリノリで生きる術を探ろうではないか!
ホットスタッフ!!
まず、【ガーディアンズオブギャラクシー】の様な音楽の使い方が凄く良かったです。
深刻になりがちなストーリーをポップに軽快にしてくれています。
主人公の【良い性格】
【宇宙飛行士の前向きさ】をも表していて、懐メロダンスミュージックが宇宙と相反しそうなものなのに、見事にマッチしています。
テンポが良すぎて、人が良すぎて、音楽が良すぎてユーモアのセンスも良すぎて映像も良すぎて140分を全く感じさせません。
その分ハラハラ感が少し欠けている様にも思ったりしましたが、
リドリースコット最高傑作!は間違いありません。
息子10才と観に行きましたが、こんな事を言っていました。
【勉強は大切やな、しておかないと】
ほんと良い映画でした。。
科学者は偉大!
科学的な話が多く、理系の自分は楽しくみれました!
宇宙では自然界の法則が全てで、科学者は偉大だなぁと思いました!
こういうときは人間界の政治的なやり取りなどは無意味ですね笑
単純に科学者の気概に感動しました!
なかなかの出来
結構見応えありますね。大気が無い月と違って大気のある火星は気圧はそこそこあるから酸素さえ有れば生きていけるってことなんだね?
ビニールで仕切るだけで大丈夫だなんて知らなかった。
逆境でもジョークが言えるアメリカっていいね。
救出シーンはハラハラドキドキですね
前半ワクワク、後半ドキドキ
前半はDASH村を観ているような感じで、話は進行していきますが、後半はかなりハラハラドキドキでした。色んな人の想いがあり、決断があってとても面白かったです。
宇宙はやっぱりいいものです。
時代の鏡
火星でDASH村。大体そう。
成功や困難が訪れるタイミングはいつもの洋画。2016年時点との微妙な技術ギャップは、「ちょっとだけ未来だからかなー」で流せた。
この映画で注目したのは、山場のにっちもさっちも行かない状況を打開してくれる天才キャラが黒人の少年だったことと、謎の軍事科学で助けてくれるライバル(仮想敵)が中国になっていたこと。一昔前ならば、天才は地味な白人のオタクっぽい若手貧乏研究者だったろうし、ライバルはロシアだっただろう。時代は変わった。映画は時代の情勢を反映すると改めて感じた。
恐るべしメンタルの強さ
ただただ、マットデイモンのメンタルの強さに驚愕。へこたれないところがすごい!!
悪い奴が1人もでてこないのもいい!!みんなで一丸となって、中国人までが、マーク救出のために全力尽くしてる!!ロケット打ち上げは下町ロケットを上回るハラハラドキドキ。
インターステラーでもジェシカチャスチェインでてるし、マットデイモンがどこかに取り残されてたってのも一緒だから、話つながってるんかと思ってたら、全く違いましたね。ややこしい配役やめてくれとも思ったけど、ルイス船長めちゃくちゃかっこよかったから、許す!!(笑)
生命の危機にひんした時って、体育会系より理系の方が強いんだなとか、頭がいいって生き残る道を考えられるってことなんだなと、変なところで感心しました。
諦めない気持ち
自分を信じて仲間を信じて、科学の力で何年も1人で火星での生活を乗り切ったマークがすごくかっこよかった。始め、SOLって何か全然わからなかったけど、火星での1日ってことなんですね。ジャガイモを少量しか食べることができない状態で本当にガリガリになっていた姿は驚いたし、マット•デイモンの役者としての魅力がすごく伝わりました。土地で植物を栽培したら植民地にした事になるということで、火星を初めて植民地化して喜んでたのがなんだか笑えた(笑)展開が早く、飽きることなく観ることができました!知識は財産ですね。
ニッチで王道を行った妙技。
IMAX 3D 字幕版にて鑑賞。
とにもかくにも映画的な満足を全て与えてくれる、素直に楽しむべき一本。
マット・デイモンの役者としての実力も良し、機械・技術のリアルさ、夢物語にならない程度に上手く持った物語も良し。
何よりも台詞がいちいち頓知が利いているのと、ずば抜けて上手い音楽の使い方!
大小さまざまある中でも、完璧なタイミングで流れるボウイの「スター・マン」が。
台詞と相まってもう涙腺決壊、泣いて良いのか笑って良いのかわからなくなってしまった。
科学技術の進歩の裾野に、今の自分たちの生活がある。
そこに思いをはせられず、目先だけでロケットの打ち上げを「税金の無駄遣い」と思う方にはお勧めはしないけれども。
ぜひ観て確かめて、心から楽しんでいただきたい2016現時点で一番の作品。
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