オデッセイのレビュー・感想・評価
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久しぶりのSF娯楽映画
最近マッドデイモンは絶対死なない鉄人のイメージがあるせいか、どんな危機になっても安心して見てしまう。
さすがリドリースコットという、家族で観れるSF娯楽作品になってる。
たった1人
実際可能なのかはさておき泣けた。
何を見せたいかは明確で、開始5分で主人公は独りぼっちになる。
以降、未開の地でたった一人の時間が始まるわけだ。
学のない俺には、主人公が話す方程式のようなものは分からないが、彼はたった一人科学を駆使して500日以上を火星で過ごす。
言わずもがな、科学とは人類の叡智の結晶でもある。
なぜ泣けたのか?
戦争などなくなればいいと思えたから。
世界は一つになれるとも思えたから。
一瞬でも。
劇中、主人公と元のクルーが通信で話すシーンがある。
彼らは、あろう事か悪態をつき合うのだ。
でも、当人同士は満面の笑みである。
映像はお互いに届かない。
だけど、誰かの存在がこんなにも温かなものだというのがヒシヒシと伝わってきた。
主人公の彼はきっとチームのムードメーカーでもあったんだろうなと想像した。
そして物語は、帰還後のシーンになる。
最後の台詞は
「問題を一つ解決したら、次の問題を解決していけ、その先がに地球がある」
とてもシンプルだ。
でも、それを見失いがちでもあると思ったし、彼以上にこの言葉に説得力をもたせられる人物はいないと思った。
前述した台詞は、火星の歩き方というか人生の歩き方のようにも思えた。
悲観して嘆いたところで始まらない。
常に二択だ。
やるか、やらないか。
そんな事も思えた、良い映画だった。
とても気楽に楽しめた
マットデイモン素晴らしい。
火星には行きたくない。地球にいたい。ってまず思いました。笑
宇宙の映画はどうも見ていて息を止めてしまいますね。手に汗握るシーン多かったですが、主人公がやたらポジティブなので
観ていて、「今回もきっと大丈夫乗り越えられる!」感が半端ない。
今までの宇宙に行く映画って、主人公はだいたいが地球に愛する人が待っている設定が多くてお涙頂戴が目立ってましたよね。
これは決してそうじゃなくて、ただただ「生きたい」「火星に勝ってやる」って言う強い気持ちで乗り越えてる。
とてもそこが良かったです。
知恵をしぼれば、なんとかなる!
マット・デイモンが火星でひとりぼっちになっちゃうリアルドラマ系SF映画を、TOHOシネマズ渋谷で鑑賞。
平日16:15からの回だったけど、8割くらい席が埋まってて、注目度の高さを実感。
観客は、カップル・老夫婦・男友達・JKと多種多様でした。
「オデッセイ」っゆう邦題が宇宙モノとして在り来たりなのに違和感があったのですが、原題は「MARTIAN(火星人)」らしく、作品の内容にぴったり。
ただ、原題のまま「マーティアン」だと理解しにくいし、「火星人」って和訳しちゃうとB級SFっぽくなっちゃうから、
宇宙っぽいタイトルにしようってことで、「オデッセイ」に落ち着いたんでしょう。
鑑賞前、世間の高評価とは裏腹に、ちょっと危険な匂いがしていました。
「キャスト・アウェイ」みたいにこじんまりした話しになりそうだな、とか、
「アイ・アム・レジェンド」みたいに、トンデモ系になりそうだな、とか。
ひとりぼっちモノにあまり良い印象を持っていませんでした。
…が、鑑賞後は一変!
こんなポジティブな娯楽映画だったとは!!
主人公は、火星に取り残されてしまい、もうこのまま死ぬしかないような、どうにもならない状況。
そんな状況でも脳みそをフル活用させて、なんとか生き延びていく。
生き延びるどころか、どうやったら地球に帰れるかを模索し、地球にコンタクトを取ろうと奮闘する。
いろんな試練が待ち受けつつ、持っている知識で打開策を見いだし、
いつだってポジティブに、常に前向きに、ひとつひとつ問題を解決していく。
そんな彼を映しながら流れるBGMは、ダンスミュージックだったり、ABBAだったり、とにかくイケイケな曲ばかりで、観客までワクワクノリノリになってきます。
過酷な状況では、諦めたらそこで終わり。
常にポジティブに前向きに行動することで、前進する!
これって火星じゃなくても、一般生活でも言えることだと気づかされます。
例えば、学校のイジメだったり、会社のパワハラだったり、
周りの誰も助けてくれないような孤立した状況下でも、
ポジティブに考えて、作戦を練り行動すれば、もしかしたら、状況が変わるかもしれない。
世間は過酷だ。だからこそ、知恵を振り絞って自分の身を守り、前進しなくてはいけない。
そんなメッセージを感じ取り、何事も前向きに考えていかなきゃいけないと、再認識しました。
ただ、劇場が明るくなってから、
方々で「寝ちゃった」「難しかったね」「よくわかんなかった」って会話が聞こえてきて、「あーあ」って感じ。
観る人を選ぶ映画なのかもしれません。
あり得ない…けど手に汗握る!面白い!
火星で一人で生き抜いたマーク・ワトニーすごい!
何でも自分でやっちゃう!
自分しかやる人いないからね。
助かる見込みがどんどんなくなる中で、諦めず身体を動かし続けることが本当に人間に可能なのかわからないが、もしそのような最悪の状況になっても、自分の身体と脳が動く限りは諦めない自分でいようと思った。
物語の作り方が巧み
話題作という事で、一見の価値ありと久々に映画館で視聴。
一言で言うなら良作。
火星に一人取り残されるという絶望的な状況を、マットデイモン演じる陽気な主人公が、持ち前の明るさと知識とポジティブシンキングで生き抜いていく。
どの様にして火星で暮らして行くのかは、是非とも映画館で、あなたのその目で確かめていただきたい。
一つこの映画を見ていて特異だと感じたのは、主人公が独り身であるという点。
「宇宙に取り残される」というテーマから連想されるのは、地球で暮らす愛する家族が心配する描写、或いは家族との感動の再会。
僕も見る前は、其処こそが泣くポイントだと頭の隅に置いて視聴していた。
しかし、この映画にはその様な描写は一切と言っていいほどない。
この映画にあるのは、宇宙に情熱を傾ける世界中の人々が彼を助けようと必死に試行錯誤する描写と、懸命に生き抜こうとする主人公の雄々く逞しい姿だ。
ありきたりな物語ではなく、作り手がこうあるべきだと思ったものを作る姿勢は見ていてとても気持ちが良いものだ。
この映画が評価されている点は、とどのつまりこのたった一つの意外性なのではないかと思う。
ただ一つ困った事があるとすれば、この映画を見始めてしまえば、二時間半はトイレに行けないって事ぐらいだろう。
USA! USA! USA!
リドリースコットいうことで観ました
面白いですね、エンターテイメントとして値段分キッチリ楽しめました
ただ科学考証がしっかりしすぎて、宇宙や天体に興味ない人は「??」となるようなシーンも結構ありました、逆にそういうの好きな人はすごく楽しめるでしょう
米国人が理想とするアメリカ宇宙開拓史~というような作品です
タフネスそのもの
火星に1人置き去りにされた男。
なんともまあ絶望的な状況。それを忘れ去るくらいにポジティブなワトニーことマットデイモンの行動にビックリ自分の腹の縫合から家庭菜園、さらには地球との通信にすら成功笑。地球に帰ってきたら速攻ギネス認定されていいレベル笑。
今年イチオシのSF大作!IMAX3D鑑賞でさらに迫力ある映像で観れた!火星は砂漠だらけで一見殺風景に見える気もしたけど、岩石の質感や砂の感じはすごいリアルに見えた。
ワトニーの絶対に生き残るんだという強い気持ちとクルーは悪くないとキッパリ言える器のデカさが印象的。ジェシカチャスティン演じるルイス船長が残していったプレイリストにも悪態をつく余裕っぷりすらみせる笑。
全体的に非の打ち所のないリアリティの高い作品!強いて言うならラストのMAVの打ち上げのシーン。ホントにあれで宇宙空間行けるの?バリバリ屋根空いてたけど大丈夫なの?笑
とちょっと疑問に思いつつ、宇宙空間での救出に成功し、クルーの元に戻ってこれたときの映像美に鳥肌とワトニーのストレートなジョークで笑いもあって◎。
友人が今作を火星でのダッシュ村と評していて、さらに良い印象の映画になった笑。
リドリースコットのSF映画見てみたくなったなぁブレードランナー!!
置いてきぼりなのに、とにかく明るい!
『オデッセイ』を観る。火星に1人だけ取り残されてしまう男をマット・デイモンが熱演。取り残され一人ぼっちにも関わらずとても明るく火星生活を送る。地球や宇宙船との交信も、冗談やユーモアが満載。リドリー・スコット監督による、大娯楽作品。とてもおもしろい。火星でジャガイモ畑を作るなんて誰が思いつこうか。そんな火星生活が科学にまみれているので、一種の宇宙への憧れの心を刺激してくれる。宇宙服や施設内に設置してあるカメラ越しで映し出してくれることも、多くあるので、より火星生活をしている感じが目の当たりにされる。あそこで中国が出てくるのは、よくわからんが。NASA側の技術者たちもなかなかカッコ良かったぞ。宇宙空間は『ゼロ・グラ』の既視感。いやいや、宇宙もので科学押しっぽい感じではあるものの、気楽に面白おかしく見ることができた。
笑える宇宙サバイバル+a
IMAX3Dで観ました。
壮大な世界観で展開される物語なのでできるだけ大きなスクリーンで火星や宇宙を味わってほしいです。
ダークナイト以降の傾向かシリアスな物語が多かったハリウッドの反動なのか最近は明るいキャラクターが受けているようですね。
この映画の主人公も、火星にたったひとりという絶望も裸足で逃げ出すような状況でもユーモアを絶やさないポジティブさで、
どう見てもシリアスな現状なのに、
彼の言動や行動に笑ってしまい、退屈せずに観れました。
GG賞でコメディ部門で選出されたのも納得です。
まちがいなく傑作だと思うのですが、
明らかな中国資本が映し出されるたびに一瞬冷めてしまう。
舞台が中国だったり中国人が出演するのは全然いいのですが、
あの国がどういう国なのかを多少知っていたりするひとは、
逆にあまりのリアリティのなさに笑えるかも。
アメリカ側の視点で宇宙飛行士、行政、世論などいくつかの意見を持たせ最低限のリアリティを演出しているのに、
自国民の命さえ平気で脅かすあの国が(というか共産党が)、アメリカ人を助けるためにあそこまでするのかという疑問が始終付き纏う。
あれだけ科学や理想を詰め込んだ映画なのに資本という金の力にはお手上げなのかと思うと☆ひとつマイナスかな~
皮肉だけどなんにも知識がないほうが楽しめた気がする。
アメリカに貸しを作りたかったんだなと自分を納得させて辻褄を合わせればなんとか・・・
まあ作品自体はとてもおもしろいのでぜひ劇場で。
予告のネタばれが過ぎる
IMAX3Dにて鑑賞、初めて映画館の3dを体験したが違和感しかなかった
2dでよい、上映前のIMAXロゴやカウントダウンの演出の3dがいちばんかっこよかったw
肝心のストーリーは予告で本編の7割がた開示しており意外性もなく
めでたしめでたし、興ざめ甚だしい。
ただマット.デイモンの演技は素直によかった
監督が好きでかなり期待していたのに残念・・・もう年か。
重ねて言うが、2dでよい、ローバーとかロケットとか3Dのせいで
おもちゃみたいにチープに見える、遠近感おかしいので人がペラペラしとる、広大なはずの火星の台地がジオラマの箱庭みたいだし
無駄に高い金払って目が痛いだけ。
観てよかった(T . T)
宇宙兄弟なら全巻持ってるけど、宇宙事情なんか全く分からない。でも予告もツボで、マッドデイモン大好きで、楽しみで楽しみで観に行きました。
ほんとーに観てよかった。
火星から飛び立つシーンなんかはもう息が止まりそうでした。
多分また観ると思う!
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