「ダメだけど、ダメじゃなかった」オデッセイ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
ダメだけど、ダメじゃなかった
最初にダメ出し。
宇宙や火星の描写はイマイチ見応えがない。
130インチのスクリーンで視聴。以前テレビモニターで観た時よりは迫力は感じた。
SFは好きだしガンダムも好きだが、NASAを持ち出してファンタジー作ってしまったらオシマイ。NASAそのものがファンタジーであるとバラしたいのであれば納得。
宇宙用スーツの腰の結合部分をきちんと見せてくれないし、宇宙空間の設定が進歩がないというか出鱈目のままで残念。
主役のマット・デイモンの演技が良かった。サバイバルする舞台が火星という設定には違和感があるが、それなりにリアリティがあって、トイレ事情の描写、16進法という発想が出て来たり、水を作る方法や電気も自給自足したりして面白い。我らの住むEARTHなら、もっと自給自足出来るというメッセージも感じる。意外とライフライン利権や現行システムへのアンチテーゼが含まれているかもしれない。
全体的に演じた役者たちが良いのは確かで、特に船長が魅力的な人であった。
クライマックスはベタだけど良いシーン。ラストのマット・デイモンも格好良いし、BGMの選曲が抜群に好み。デビッド・ボウイのスターマンがかかった時が面白さのピークで、その後は奇跡的過ぎ&強引過ぎる展開で、兎に角ハッピーエンディングに持っていこうとするムードが微妙だと感じた。
こんにちは~。
共感ありがとうございます☺️
あまり良く覚えてないけど、脇の俳優さん達が、良かった記憶があります。
リドスコ監督、自分的には、あまり外れはないけど、普通の時も多いかなと。
グラディエーターに期待かな