「極限状態ユーモア」オデッセイ こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
極限状態ユーモア
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面白かった。
原作は読んでいないが、宇宙関係には興味があり、
物理学の専門知識までは無いものの
ライトなオタク程度には知っている。
その上で観てると近未来に起こりうる
可能性のある事だし、
非常に良く考えられてる作品だ。
なにを持ってご都合主義だと言ってるのか謎だ。
火星に大気はある。成分が地球と違ってて薄いだけ。
水を作り出すのも必死で考えられた方法だし、
前任チームが使用していた
通信のアンテナだって、
荷重を減らすために、
現地で組み立ててそのまま置きざりにされてるのは
不自然なことではない。
太陽光発電が主ではあるが
別の発電元として、ウランを有してるのもむしろ自然。
地球の重力を利用して加速するのも
先日はやぶさ2が実際にやった方法である。
チャイナマネー目当てもゼロではないだろうが、
中国は実際にMars500という
宇宙を想定しての長期間閉鎖空間の生活実験も行っているし
宇宙開発に乗り気だ。
ロシアは将来的に宇宙関係を維持できる
資金がもてない可能性が高い。
インドでもインド国産ロケットを飛ばしてる。
中国、インドなどの登場人物が増えても
自然なのだ。
それでも、NASAと関係の深い日本が全く出てこないのは
確かに寂しく感じます。
しかし極限状態でもユーモアを忘れない
ワトニーには驚愕です。
実際に宇宙飛行士はそういう性格の人が多いらしいが
極限にも程がある(笑)いい意味で。
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