「リアル?ファンタジー?」オデッセイ クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
リアル?ファンタジー?
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リアルな宇宙は「ゼログラヴィティ」の様に、音も光も空気も勿論生物などいるわけもなく、何もない正に「ゼロ」な空間。この映画は火星にいるので厳密には宇宙ではないが、地球外でのサバイバルという視点で似たテーマ。それなのに痛快で感動的な今作は、どんどん話にのめり込んでいける良作。
途中から地球と交信できるようになったのは、安心もしたがそんなに簡単に交信できるのは都合良すぎ。元の母船ヘルメスとの交信は良くて、皮肉たっぷりの会話が逆に感動的。
映画を彩る80年代ポップスもGJ。
ちょっと中国資本がチラホラするのが気になるが、気持ちいい映画でした。
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