「置いてきぼりなのに、とにかく明るい!」オデッセイ TAKUさんの映画レビュー(感想・評価)
置いてきぼりなのに、とにかく明るい!
『オデッセイ』を観る。火星に1人だけ取り残されてしまう男をマット・デイモンが熱演。取り残され一人ぼっちにも関わらずとても明るく火星生活を送る。地球や宇宙船との交信も、冗談やユーモアが満載。リドリー・スコット監督による、大娯楽作品。とてもおもしろい。火星でジャガイモ畑を作るなんて誰が思いつこうか。そんな火星生活が科学にまみれているので、一種の宇宙への憧れの心を刺激してくれる。宇宙服や施設内に設置してあるカメラ越しで映し出してくれることも、多くあるので、より火星生活をしている感じが目の当たりにされる。あそこで中国が出てくるのは、よくわからんが。NASA側の技術者たちもなかなかカッコ良かったぞ。宇宙空間は『ゼロ・グラ』の既視感。いやいや、宇宙もので科学押しっぽい感じではあるものの、気楽に面白おかしく見ることができた。
コメントする