「人間の明るい面を堂々と」オデッセイ グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の明るい面を堂々と
思ていたほどコメディ寄りではなかったけれど、人間の明るい面を堂々とみせてくれました。
3Dによる火星の荒涼とした大地の表現にため息。クライマックスではすっかり前のめりに見入ってしまっていました。
知識を総動員して困難に向かう主人公マーク、思考の柔軟さに最後までドキドキワクワクさせられました。
マット・デイモンはじめ達者な俳優陣が演じる、温かいユーモアを含んだオトナなやり取りはとても良かったです。
心を一定に保つ術を知っている人達でも、ときに調整が必要な事もあるはず。あの音楽を愛する彼女、なかなかいいです。
困り顔でキョロキョロしているだけでなんか可笑しいクリステン・ウィグにカッコいいジェシカ・チャステイン、マイケル・ペーニャもカッコ良かったです。
遠く長時間にわたってジリジリと進む物語、小惑星探査機「はやぶさ」を応援していた感じと重なって、より惹きつけられたのかな。宇宙はロマンだ!です。
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