劇場公開日 2016年2月5日

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「絶体絶命でも悲壮感無い前向きさに脱帽」オデッセイ 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0絶体絶命でも悲壮感無い前向きさに脱帽

2016年2月12日
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鑑賞方法:映画館

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イオンシネマ港北ニュータウンで2016/02/12に2D字幕で鑑賞。
公開早々にtwitterのタイムラインにDASH村っぽいという感想が流れてきて、予告編で観ると悲壮感溢れる感じなのに、結構お気楽な映画なのかなと思って映画館に行ってみたら、全然お気楽じゃなかった。7~80年代のアメリカンPOPが流れてきたりと明るい雰囲気ではあったけど、次々トラブル続きだし、命かかってるし、ハラハラさせられた。
主人公の絶対生きて帰るという執念と知恵には脱帽。自分ならとりあえず残った食料を食べ終えた後、どうしたら苦しまずに死ねるかとしか考えないのでは。
この映画が火星に一人取り残されるという設定でそんなに悲壮感が無いのは、とにかく主人公が生きて帰るという気持ちを捨てずに努力しているからでしょう。観るものに自然と応援する気持ちにさせます。それでも国民の反応ばかり気にした救出作戦しかとろうとしないNASA長官はクズでしたねw

月野沙漠