「文系には難しいけど、とりあえずすごい映画。」オデッセイ 1799さんの映画レビュー(感想・評価)
文系には難しいけど、とりあえずすごい映画。
火星で1人取り残された、マットデイモン。インターステラーでもそうであったように、どうしても彼は宇宙で1人になるようです。
インターステラーのときと違うのは、1人でも前向きに生きる術を「科学」で見つけること。
この科学がきちんと検証されているようで、マットデイモンのありがたい説明とともに、彼は生きる方法を見出していきます。しかし、文系の私にはちんぷんかんぷんで全く理解はできませんでした…。
もうひとつインターステラーと異なるのは、地球と火星の2場面で物語が進むこと。当たり前ですがマットデイモンは火星でずーっと過ごすので、劇的に大きな変化があるようには思いませんでした。
なので、インターステラーが大好きな私にとってオデッセイは、ちょっと物足りなく感じた部分もなきにしもあらず…。しかも登場人物は多いものの、それぞれを深掘りするわけではないので、どの人が何なのかちょっと不明瞭になることも…。
ただ、決しておもしろくないわけではありません。
絶望的な状況に追い込まれながらも、絶対に生きて帰ると決めてどんなときにも諦めない姿勢は、心に響くものがあります。
こういった映画こそ、映画館の美しい映像と迫力のある音声で楽しむべきでしょう。
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