「文句なしのSF超大作」オデッセイ しんさくさんの映画レビュー(感想・評価)
文句なしのSF超大作
長尺も飽きずに楽しめた。マット・デイモンに家族がいないのがいい。ゆえにお涙頂戴の感動演出にせず、危機的状況においても淡々と前を向いて仕事をこなすのが、70年代ディスコチューンも相まって心地よいテンポを醸し出している。時折散りばめられる笑いも好感。まあ、科学考証的にはご都合主義なとこもあるだろうが、エンタメ作品に徹してるからこそなので良しとしよう。地球の登場人物の描写がいまいち。力関係が分かりづらい。一方宇宙サイドのジェスカ・チャスティン、ケイト・マーラ、マイケル・ペーニャ等は良かった。みんな好きだ。「ゼロ・グラビティ」もだけど、宇宙無重力描写はIMAX3Dに限る。ホントサイコーだった。金と時間を惜しまずこの手の作品はIMAX3Dセッティングを選ぶべきです。でも中国マーケットを意識した話しはミエミエで蛇足だったなー。
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