「とにかく、全体的に暗いトーン。 母親が出て行った家族と、その母親が...」星ガ丘ワンダーランド キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく、全体的に暗いトーン。 母親が出て行った家族と、その母親が...
とにかく、全体的に暗いトーン。
母親が出て行った家族と、その母親が再婚した家族。
20年の年月を経て母親の死をきっかけに、相互の交流が生まれる。交流と言っても、前向きなものではなく、それぞれに抱えていた母親のへ思いや借金が交錯していく。
映像がとてもきれい。
そして、会話も他の映画に比べると少なく、行間で気持ちや関係性を読み取っていく作品だが、その説明の少なさが逆に関係や気持ちを読み取りづらくてもったいない気がする。
(読み取れなかったのは僕だけか!?)
母親の死の真相はあっけなく分かり、サスペンスでもなんでもないし、心情を大切にするなら、僕みたいな行間読み取るの下手な人にも分かるような表現してもらうと、後味すっきりするのに。。。
細部までこだわっているのが伝わってきて、好感はもてる作品でした。
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