星ガ丘ワンダーランドのレビュー・感想・評価
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欠伸が出るぜ
初鑑賞
柳沢翔という売れっ子CMディレクターが映画監督に初挑戦した作品
名前は知らないが世界から注目されているらしいので自分が無知なだけで決して無名ではないんだろう
幼少の頃に母に捨てられた男の話
遊園地で死んだ母には新しい家族がいた
自殺か他殺か
タイトルの星ガ丘ワンダーランドは老朽化で閉園が決まった遊園地
邦画好きとしては思わずヨダレが出そうなキャスト陣
星が丘駅の駅員・瀬生温人に中村倫也
温人の兄・瀬生哲人に新井浩文
再婚後の爽子の娘(夫の連れ子)清川七海に佐々木希
再婚後の爽子の息子・清川雄哉に菅田将暉
ゴミ清掃員の楠仁吾に市原隼人
温人の母・清川爽子に木村佳乃
温人の父・瀬生藤二に松重豊
刑事の大林津奈子に杏
刑事の中尾に嶋田久作
星ガ丘駅の駅長に寺十吾
落としたビニール傘を求めに駅にやってきたおばさんに猫田直
評価されているCMディレクターだけあって映像美は悪くない
BGMは幸福の科学の教祖も見習って欲しい
だけどはっきりいって映画そのものは何度も欠伸が出るくらいつまらないものだった
周囲の人たちがゲラゲラ笑っているのに「これのどこが面白いの?」と福田雄一の映画を不快に感じるような人はもしかしたら逆にこういう映画は好きそう
CMディレクターはCMだけ作ってろ!などとは思わない
そこまで偏狭な考えは持ち合わせていない
この程度で達成感に浸らないで懲りずにまた再挑戦してほしい
ノリにのってる俳優さん
ベテランの名脇役
刑務所に服役中の元俳優
執拗に叩かれ続ける俳優の元嫁とお笑い芸人の嫁
人生いろいろ
作品内容よりそっちの方に興味が湧いてくる
エンドロールで歌うのは木村佳乃
演技を、ただ、観ているだけでも、感動ものでした
美しい思い出と童心
思い出は昔のものほど曖昧で、後から脚色して実際よりも美しい、なんてことがありますよね。まさにこの映画は思い出のように美しい映像が印象的でした。
ファンタジー的な表現が散りばめられており、童心に帰るような気持ちになりました。登場人物達が母の死によって幼い時の秘めた思いを語り出すシーンで、自分にもこういう気持ちがあったことが思い出されました。
ストーリーは緩やかで、刺激的な展開を求める人には向いていないかもしれません。
中村倫也と佐々木希の透明感
『星ガ丘ワンダーランド』(2016)
『半分、青い。』に出た中村倫也主演と知り、観る気になったのだが、タイトルは舞台になっているが、まるで想像していなかったような話だった。映像美というか雰囲気がすごい映画だと思ったが、中村倫也は朝ドラでみて、『海月姫』(2014)にちょっとだけ出ていたりしたのは知ったが、中村倫也がすごい俳優だとわかるのはこの映画だった。佐々木希も含めて、透明感、喪失感というのか、大変な演技だった。菅田将暉はこの作品ではちょっと濃すぎてしまったと思う。言うなれば、離婚してしまった親が二つの家庭を残してしまったために、双方の子供たちが辛い思いをしてしまうという離婚の悲劇なのだが、それでも原因を作った母親を慕う子供という複雑な展開だった。ヒューマンドラマであり、どうしようもないやるせないミステリーでもある。離婚は良くない。映画の質は高いと思わされた。
いまいち
耳で感じる映画。
自分の中ではかなり好きな作品。
映像が綺麗なのはもちろんプラス材料ではあったけれど、そんなことよりも、間が独特で、自分で心理描写を感じることができる作品だったことが評価できる。
いろんなものを詰め込んで豪華にすればいいってものではない。
映画だからできる間も存分に使ったこの作品は、見ていて余裕を持って考える、感じられる時間があって、さらに周りの音を必要に応じていれることで、間の中に動きまで表現していて、全く飽きない2時間だった。
たしなに俳優は要所に有名な人を配役しているが、悪目立ちすることなく、作品の中に溶け込んでいることも注目すべき点だ。
静かな演技なのに個性はしっかりと出ていて、作品に深みを与える。
褒め過ぎていると思われるかもしれないけれど、それぐらいしっくり来る作品だった。
観覧車のスノードーム
とにかく、全体的に暗いトーン。 母親が出て行った家族と、その母親が...
とにかく、全体的に暗いトーン。
母親が出て行った家族と、その母親が再婚した家族。
20年の年月を経て母親の死をきっかけに、相互の交流が生まれる。交流と言っても、前向きなものではなく、それぞれに抱えていた母親のへ思いや借金が交錯していく。
映像がとてもきれい。
そして、会話も他の映画に比べると少なく、行間で気持ちや関係性を読み取っていく作品だが、その説明の少なさが逆に関係や気持ちを読み取りづらくてもったいない気がする。
(読み取れなかったのは僕だけか!?)
母親の死の真相はあっけなく分かり、サスペンスでもなんでもないし、心情を大切にするなら、僕みたいな行間読み取るの下手な人にも分かるような表現してもらうと、後味すっきりするのに。。。
細部までこだわっているのが伝わってきて、好感はもてる作品でした。
キャスト人の豪華さ
鼻がツーンとする映画
全体的に静かで雰囲気的に好き。 撮り方も好き。 中村倫也さんの温人...
リアルなファンタジー
ファンタジーでした。
夫婦間の問題や、事件、残された子供達など、現実味があるような部分はあるけれども、駅の落とし物の管理や遊園地、タップダンスのおじいさん等、どこか不思議ワールド。
風景の描写や、少年少女、観覧車、室内なのに降り積もる雪も、どこか空想世界なところがあって、絵本の中にいる気分でもあった。
光がキラキラしている綺麗な映像の印象が強い。
主人公の穏やかなのか、気持ちを圧し殺しているのかわからない表情が、過去の何かを探らせようとしていた気がした。
それぞれの思いが交差して、行き違いや勘違いもあり、それぞれの人生がある。
どの立場でも苦しく何かを抱えている。
母の償いであろう、思いを知ったときに涙した。
出ている俳優陣はみんな好きだった。
街や職務内容が不思議すぎ
ご都合良すぎでリアリティ皆無のシナリオや設定
登場人物達の湿っぽく重苦しい心情描写に辟易
映像美なんて呼べるモノはなく冗長でぼやかした見苦しい映像にそれっぽい音を被せて雰囲気を仕上げただけ
そもそもマザコン話に個人的にうんざり
向き不向きはあるにせよ同様の雰囲気の作品でもそこそこ認めれるものがあるのに比べこれは駄作としか言いようがない
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