「ヒーローに憧れて・・・スパイダーマンの青春物語!」スパイダーマン ホームカミング ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーローに憧れて・・・スパイダーマンの青春物語!
やっぱりスパイダーマンは何度見ても面白い!毎回、楽しく見させてもらってます。
今までのスパイダーマンは、孤高の戦士、重くて暗いってイメージが強かったんだけど、本作は、全く違います。
原作(読んだことありませんが)に近い設定で学園生活が活き活きと画かれます。自分が大好きな青春もので、ホンっと若いっていいなってヒシヒシ感じました。まぁ、ちょっと軽すぎって気がしないでもない。楽しいから良いんだけど。
特にネッドとの関係がいいですね。オタク仲間って感じで、仲の良さが伝わってきます。とは言え、ネッドといい、ハッピーといい、ピーターの周りにはふくよかな仲間が多い・・・
そして、本作品の敵がまた良い。生活を豊かにしたいと思うだけの闇の民間武器商人。下請け工場の苦労人みたいな、身近のリアルな感じ。そのうえ、演じているのがマイケル・キートン。自分的にバットマンのイメージが強かったので、あの翼を広げた姿がまさにそれで、ちょっと意識したパロディ?なんて思っちゃいました。
ただ、ヒロインのリズがちょっと弱いかな。メイ伯母さんは魅力的だったけど。
【ネタバレ】
ホームカミングでお迎えに行ったシーンは、衝撃的でしたね。
まさか、敵の親玉がリズの父親だったなんて!今まで、のほほんって感じで展開してたので、余計、緊迫感に包まれた感じでした!。
とは言うものの、若い正義感を貫き通す姿勢は、感動的で本当に良かった。 リズが転校するシーンは、ホンっと切なかった。
マイケル・キートンの悪役って迫力満点でした。高校生に殺すぞってビビらせて・・・でも、ラストは感慨深いものがありましたね、めちゃ渋い。
オマケ映像は、キャプテン・アメリカの講習ビデオですかね?最後まで笑わせてもらいました。