「こっちが基準」スパイダーマン ホームカミング 江龍さんの映画レビュー(感想・評価)
こっちが基準
そもそもいままでのスパイディ映画がレベル高すぎたんだと思う。蜘蛛に噛まれただけでいきなり結構強い、ていう設定が僕らには刷り込まれてる。
でもほんとは不器用で、力はあっても使い方も鍛錬も必要なわけで…というのを踏まえるといろんなものと葛藤する未熟なピーターに自然と感情移入できた。
時代に合わせて観客を楽しませるアイディアも進化してる中、敵の動機付けと最後の展開はなかなかフレッシュで考えさせられました。
映像の迫力は文句なし、IMAX仕様のカウントダウンとロゴ登場のBGMもアツかったです。MCUとの絡みも楽しかったけどさすがに一見さんお断りになってきてる感は否めない…
小粋な笑いも多数あって安定感ある仕上がりだとは思います。
とりあえずヴァルチャーかっこよすぎ、ヒロインのリズじゃないほう最高すぎで5億点!
コメントする