過ぐる日のやまねこのレビュー・感想・評価
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きれいなお姉さんは好きですか。
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時子と陽平が出会い、過去から解き放たれる物語。淡々としていて、とても良かった。
ガールズバーで働いていたがクソ客にからまれたあげく突き飛ばされガラスで手を切ってしまった時子。直後にクビを言い渡されて、ふらふらとバスに乗り少女時代を過ごした山小屋にいく。そこで絵を描いていた陽平に会う。
時子の家だったのを陽平が兄のように慕うカズシゲが見つけて、勝手にアトリエみたいにしてたのだった。
カズが自殺しておかしくなった陽平。学校も全然いってない。
時子はガールズバーの服だから露出多くてなんだかエロそうなんだけど、エロ成分はゼロ。ただし陽平は男子高校生なので完全に魅了されてる。茫然自失で来た文無しの時子に食べ物や服を与える。
山の中の小屋でなんとなく過ごす二人。森の奥に山猫がいるから探しにいこうと出かけてるあいだ陽平のオヤジが小屋にくる。
父親が無理心中をはかったが自分だけ助かった時子。その時の記憶が曖昧で今まで思い出せなかった時子だったが、父親が時子を抱えて飛び降りた場所までくると完全に思い出した。
忘れること怖がっちゃダメだ!山小屋を焼く、陽平の親父。
陽平はカズのことを、時子は父親のことをずっと引きずって生きていたのだが解放された。
暗闇の中、やまねこの目が光る。
二人は元の生活に戻って終了。
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