サンタを救え! クリスマス大作戦のレビュー・感想・評価
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SF版クリスマス・ファンタジー
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お子様向け3Dアニメーションで描かれたSF感満載のクリスマス・ファンタジー。
北極にあるサンタの基地がそりの秘密を狙う悪徳運送業者ネービルに襲われる、発明家の卵のエルフのバーナードがタイムリープして危機を救おうと奔走するが・・・。
基地は発見されないようバリヤーで隠されているとか記憶消去装置とか登場、まさに現代のSFクリスマス・ファンタジー。発明品の機能は凄いが見掛けがおもちゃのようなのでハイテク感はあまりない、記憶消去装置なんて「メンイン・ブラック」のパクリでしょう。タイムリープでやきもきさせる手口も「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を連想させます。
クリスマスの想い出再生装置が伏線でしたね、ネービルが改心するプロットはまさにクリスマス・キャロルの王道でした。
キャラクター・デザインはあまり可愛く感じない、むしろ悪玉の憎々しさを描くのが得意な様ですから評価が割れるかもしれません。バーナードはしがないトナカイのウンチ掃除係、ウンチネタは子供たちの好物ですものね。
落ちこぼれと言われようともサンタさんは才能を見抜いているという救いのある描き方も子供たちに頑張る気持ちを与えてくれるでしょう。
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