「ラストの数分間でブチ壊し」セーラー服と機関銃 卒業 極東新天地さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの数分間でブチ壊し
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最初からラスト前までは、よくデキた作品。一部おちゃらけたシーンがあったものの、サッサと済ませて次に繋げた。
橋本環奈は、なかなか良かった。だが「1,000年に1人の逸材」はあまりにもオーヴァーで、(こう書いたら失礼だけど...)なんか太りぎみ。個人的にファットなオンナは好みじゃないんでね。「1,000年に1人の逸材」じゃなく「1,000人に1人の、どこにでもいそうなオンナ」クラスじゃわ。
だが最後で、全てが粉々に打ち砕かれた。あのシーンは、橋本環奈が悪いんじゃなく、その橋本環奈をゴリ押しするスタッフが悪い。
卒業式のシーンで、卒業証書を渡された後に、あの歌を独唱で歌う。まず、ソコが駄目!角川は30年以上前に映画のタイトルをそのまま曲のタイトルにしたのか。それが実に商業的で実に芸術無視なんだよな。
そして最後に、橋本環奈が浴衣姿で、「快・感」だ。コレ本当に意味不明。角川は映画界に進出した頃からずっと映画ファンを挑発してきてるんだな...って思うわ。
橋本環奈の今後の成長に期待したいんだけど...まずは角川の改革が先じゃ。
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