「まさしく日本のホラーって感じ」残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋 かねさんの映画レビュー(感想・評価)
まさしく日本のホラーって感じ
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暗い、静か、恐怖の音。
まさに日本のホラー映画らしい音と映像でした。
あんな変な現象が起きる部屋なら、私ならLED電球あちこち付けまくって家中眩しいくらいに明るくして、テレビや音楽も掛けっぱなしにしたくなるけど、それをしないのが日本のホラー映画の登場人物なのかなと。
最恐物件と言われるお屋敷を見に行くのも、わざわざ夜。
なんでお昼に行かないの?
でもそれも日本のホラー映画らしいのかなと。
そして原因が分かったとしても、避けられない恐怖現象。
一度穢れ?に触れたら最後。
どこへ行こうとそいつはついてくる。
橋本愛たちのように自ら首を突っ込んだわけじゃなくただマンションに引っ越してきただけな上に、危険を感じてそこから逃げたのに、その先で自殺や一家心中する人たち。
最後の描写で描かれてはいないけれど、話を聞いただけの編集部員や成田凌ですらあの最後なら、がっつり首を突っ込んだ4人はこの後どうなるか分かるよね?という最後でした。
何も解決しないラストですしあれこれ深く考えると疑問は多くなりますが、日本のホラー映画ってそういうもんだと割り切って見た方が楽しめると思いました。
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