「愛と勇気の美女戦士」ワンダーウーマン ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と勇気の美女戦士
ワンダーウーマンの存在を初めて知ったのは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観た時でした。
初めて観た時は「なんなんだこの強いキャラクター!」ってバットマンもスーパーマンも霞んでみえた記憶があります。
予告を三石琴乃さんが担当されてましたが美少女戦士が美女戦士を紹介するのはやっぱり狙ってたのかな?
幼いダイアナは子供ながらに大人たちと同じように訓練したくてうずうずしている様子が可愛らしかったですね。
アマゾン族があの島で訓練している光景は、女版スパルタ人って感じで『300 スリーハンドレット』を思い出してました。
外の世界と隔離されているという島の設定も面白かったです。
島に攻め込んできたドイツ軍を撃退するアマゾン戦士達はかっこよかった。
銃に対して弓や剣では無謀とも思える戦いだけど、その鍛え抜かれた肉体をつかい果敢に挑む姿は素敵だった。
中でも女王姉妹の連携プレイは痺れましたね。
女性が力強く戦ってる姿は妙に惹かれるものがあります。
ダイアナは美貌と強さを兼ね備え、更に隔離された島の中でしっかりと教育も受けていて博識で多数の言語を使いこなすなんて、完全無欠でとても魅力的なキャラクターでした。
隔離された世界で色んな言語を話せるというのは最近観た『はじまりへの旅』の子供たちの様だなと思いました。
ワンダーウーマンで象徴的なアクションが銃弾を籠手ではじく姿だと思うのですが、囲まれて至近距離で銃弾をさばいていく姿はまるで『リベリオン』のガン=カタの様でアクションが最高でした。
前線でも圧倒的な強さは勇ましくカッコよく、このまま肉弾戦メインなのかなと思ってましたが後半はアレスとの更に壮絶なバトルが待っていてこちらも楽しめました。
基本はアクションメインでしたが要所要所でジーンと来るシーンもありましたね。
スティーブが爆弾をのせた飛行機に乗り込んでいった時は、この後どうするのかと思ったけど、、、
どんどん上空に上がって行って銃を構えた時に、ちょっと鳥肌が立ってしまいました。
あそこは少しうるうる来てしまいましたね。。。
ストーリーとしては回想という形で幼い時からのダイアナの生い立ちが描かれていて強さだけでなく純粋な面もわかりやすく描かれていたと思います。
現代のワンダーウーマンの活躍もみてみたいですね。
今あの島はどうなってるんだろう?お母さんはまだ生きてるのかな?