「愛の戦士」ワンダーウーマン JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
愛の戦士
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久々に鳥肌の立つ映画を観た
特にラスト10分程からめちゃくちゃ面白くなってきて、ああこれが映画かと。そんで観た後もこれが映画の存在意味だと思えた。
ストーリー
中盤の間延び感は否めないが、ラストの畳み掛けは半端じゃない。戦争とアメコミの融合って新鮮だけど古臭さもあり斬新。
ノーランがヒーローの善悪を切り込んでダークナイトを作ったが、このワンダーウーマンの主人公ダイアナはその先に愛を見出した。それが何とも女らしい。
スティーブが死ぬというのも彼女に哀しい影を落とすのでさらに支えたくなるキャラに仕上がる。死にに行くシーンは本当に泣くかと思った。
アレスとダイアナの戦闘シーンも素晴らしかった。途中、スティーブの死からの女博士を殺すかどうかのシーン。ダイアナはこの社会をどうするのかとか、人間は善のみで出来ていないと知った時ダイアナはどうするかとか迷いが凄く良かったです。でもダイアナの中でハッキリと愛が大切だという意思を持った時、アレスはその力に勝てなくなった。それがアクションに表れる様が凄く良くて、これがアクションの良さかと気づいた。
キャスト
いやいや誰よりも強く美しかったのはロビンライトでしょう。締まった腕と歳を感じさせない美貌。彼女の戦闘シーンが観れただけでも良かった。ガルギャドットはあんまり好みじゃないんですけど、立派な脚とか良かったですね。あと万人ウケしそうなキラースマイル。
監督
女の監督だからこそ作れた映画と言えるんじゃないかな。こういう芯の強い映画を作れる女性監督が、映画界でも男たちを驚かせてほしいですね。まだモンスター未見なので近々観たい。
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