「異次元の孤島セミスキラで栄華を誇るアマゾン族の王女ダイアナは幼い頃...」ワンダーウーマン よねさんの映画レビュー(感想・評価)
異次元の孤島セミスキラで栄華を誇るアマゾン族の王女ダイアナは幼い頃...
クリックして本文を読む
異次元の孤島セミスキラで栄華を誇るアマゾン族の王女ダイアナは幼い頃から戦士に憧れ、叔母のアンティオペ将軍のもとで日々修行に明け暮れる。アンティオペ将軍を遥かに凌ぐ戦闘能力を身につけたダイアナは海に墜落する戦闘機を目撃、操縦していた米兵スティーブを助ける。ドイツ軍に潜入していたスパイだったスティーブからドイツ軍がマスタードガスを開発し実戦突入しようとしていることを聞き出したダイアナは、これこそ女王ヒッポリタから聞かされていた戦争の神アレスの仕業に違いないと確信し、スティーブと共にロンドンへ渡る。
いきなりアマゾネス軍団対ドイツ軍の白兵戦という意外な幕開け。渡欧してからは剣と投げ縄でドイツ兵達を薙ぎ倒して突き進むダイアナがとにかく美しい。作品トーンは完全に第一次大戦映画ですが、欧州の風習に戸惑ったり、街角で見かけた子供に笑顔で駆け寄ろうとしたりと時折無邪気さをチラつかせるダイアナだけでなく、単細胞な男性キャラに対して女性キャラ達が皆深みのある人物として描かれているのは監督パティ・ジェンキンスのセンスによるところかと思います。
コメントする