「.」ディスコード 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。原題"The Pact"。派手さは無いが、じっくり見せられる新しいタイプのオカルトスリラー。『インキーパーズ('11)』辺りを彷彿させる見詰めるが如くゆっくりズームするカメラワークとストーリーが独特のテンポで進み、雰囲気を醸し出している。二転三転するプロットに見せ方も工夫が凝らしてあり、よくある音響等ではなく何度かドキッとさせられた。“アニー”のC.ロッツを始め、キャスト陣も魅力的な人が並ぶ中、“スティービー”のH.ハドソンが印象に残る。ラストはやや蛇足気味。70/100点。
・C.ロッツ演じる“アニー”のオートバイは中盤以降、カワサキからホンダに変っている。ラストシーンの包帯もカットにより左右逆であり、教会のガラスケースにはカメラが映り込み、リビングルームを移動する際はカメラの影が写っていたりと、他にも枚挙に暇が無い程、アチラコチラに粗が目立つ。
・鑑賞日:2013年1月25日(金)
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