劇場公開日 2016年10月29日

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湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価

全427件中、421~427件目を表示

4.0試写会視聴

2016年10月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

余命2ヶ月のお母ちゃん(宮沢りえさん)。
ただの闘病物ではない家族の物語。
娘役の杉咲花ちゃんの好演、オーディションで選ばれた伊東蒼ちゃんの天才ぶり、オダギリジョーさんのちゃらんぽらんさ、伏線の回収の仕方、上手く纏まってた思います!

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sayaka

4.5熱すぎるぐらいに熱い愛だ

2016年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

山間の地方都市で銭湯・幸の湯を営む双葉(宮沢りえ)であったが、一年前に夫・一浩(オダギリ ジョー)が出奔してからは休業状態。
探偵(駿河太郎)に探索依頼をすると、あっさり隣町にいることが判明。
一浩を迎えに行くと、同居していた女に逃げられて、幼い娘の鮎子と二人暮らししていた・・・

といったところから始まる物語は、その後、双葉が末期癌であることが判明して、ジェットコースターに乗っているかのような展開をみせる。
高校でいじめられている娘・安澄(杉咲花)の物語、安澄と鮎子を連れての小旅行の本当の目的など、あまりにも起伏に富んだ物語なのだけれど、監督の巧みな演出にあれよあれよと乗せられてしまう。
久しぶりに、観客として「翻弄される」快感を味わったような思いがする。

そんな翻弄する物語を支えているのは、宮沢りえをはじめとする出演陣のリアリティある演技。

宮沢りえの、直接的な「熱い愛」。
ダメダメ父親だけれど、なんだか許せてしまうオダギリ ジョー。
双葉の「熱い愛」を正面から受け止めて、大きく成長する娘を演じる杉咲花。
そして、「他所の子」という思いもありながらも、幸の湯一家一員でありたいと願う、けなげな幼い鮎子(伊東蒼)。

このアンサンブルが素晴らしい。

なお、タイトルの『湯を沸かすほどの熱い愛』は、予想を超えたような結末を指す語であるけれど、巻頭の銭湯の煙突のカットで、勘が良ければ気がつく。
大団円直前の喪服の親族たちが河原で和やかに談笑するシーンを含めて、小津安二郎の『小早川家の秋』を思い出す。
最後のカットは、黒澤明の『天国と地獄』か。

<追記>
エンドクレジットでわかるが、幸の湯の外景と内部のロケ地は別の場所。
銭湯内部は、東京文京区にあった「月の湯」というところなのだが、昨年2015年に廃業していました。
うーむ、この映画を観て訪れてみたくなったのだけれど、残念至極であります。

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りゃんひさ

3.5ちょっとなかだるみ…

2016年10月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

そりゃあこんな設定なんだから泣ける映画ってのは確定です。
笑える小ネタも挟みつつ感動の大団円へ…これも定番。
だからこそもう一ひねり欲しい、ちょっと物足らない、2時間たっぷりの長尺で間延び感がありました。
しかし宮沢りえ&オダギリジョーの快演は見事、子役達も凄く良いです。
そんな名演技に引っ張られた良作ではありました。

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はむ

5.0みんな、熱い愛に包まれろ!!

2016年10月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

辛くて、笑っては不謹慎なシーンなのに笑える。監督の演出が見事!
泣き笑いで心が忙しい映画でした。

一晩寝ても目が腫れているのは、歳のせい?
試写会が金曜で良かった〜(笑)

オダギリジョーのダメダメっぷりが本当に良かった!
あのシーンとか、あのシーンとかは、彼にしか醸し出せない最低な魅力が全開でした(笑)

公式サイトの投稿はネタバレOKなので、詳しくはそちらで。;^_^A

宮沢りえはもちろん良かったです!
とくに、車の中での一言には痺れました。
物語が進むにつれて、いろんな事がわかっていくのですが
「じゃ、あのときは本当はどんな気持ちだったのか?」と考えると胸が締め付けられます。

それに子役の女の子達も素晴らしい。
鮎子ちゃんが双葉さんの手を握るシーンや、探偵助手ちゃんが抱きしめるシーンには、小さくても女なんだなぁ。と感じました。

やっぱりラストは映画にしか出来ない名シーンとなりましたね。

お前らみんな、女の熱い愛に包まれろ!!。・°°・(>_<)・°°・。

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shiron

4.5悲しいけれど、温かい

2016年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

久々に涙がじわりじわりと来ました。

宮沢りえが放つたくましいお母さん・女性像には惹かれました。
役者魂を感じました。

宮沢りえのダメ夫役、オダギリ・ジョーがいい味を出していました。これが渡辺謙や三浦友和だったら全然ティストが違うだろうなーと思いました。

悲しい映画なのですが、でも宮沢りえの周りは温かくて・・・泣き笑いしたくなる、そんな作品でした。

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ama

5.0今年、いや、ここ10年でNo.1!!

2016年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

とにかく冒頭から泣きと笑いが交互にくる。
こんなに皆で一緒に泣いて笑ったのを私は体験した事がない。
この家族の大きな愛が全員を包み込んだみたいな感じだった。
母が余命2ヶ月で、お涙頂戴系の映画かと思ったら、
いい意味で裏切られた。昨日さんざん目を腫らしたのに、
今日また思い出して泣けてくる。
それくらい心にガツんときて、深く残ってる。
公開したら、母と父と旦那と子供とみんなで観に行こうとおもう。

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sesut

4.5人を思う強い気持ちは人を変えていく。芯の強い母りえさんに相反する父...

2016年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

人を思う強い気持ちは人を変えていく。芯の強い母りえさんに相反する父オダジョーのダメっぷりがなんとも笑えて可愛かった! 単なる泣ける話で終わらない良い作品です。それからラストシーンがちょっと衝撃!

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みこ