湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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イジメに負けるな!は時代遅れ?
2016年の作品。
相当ハードなイジメにあっている娘に、ここで逃げたら一生逃げることになると教育する。
私の見るところ2024年現在の世相では、逃げられるのなら逃げなさい。
逃げずに心を病んでしまっては、元も子もないから。
ってことになるのかな。
母の大きな愛と愛ゆえの強さ
大切な人に勧められて
死にゆく母が家族を繋ぐ!
まずは観終わってすぐに感じたことは、日本アカデミー賞主演女優賞の宮沢りえ、助演女優賞の杉咲花の迫真の演技に、ただただ拍手を送りたいと思いました。喜怒哀楽すべてを演技きったお二人のすさまじい演技力あってこその作品ではないでしょうか。これぞプロ!と思わせられます。
余命2カ月宣言を受けたおかあちゃんがやっておくべきことを命がけでやり通していきます。この映画全体に言えますが1つ1つが非常に重い課題です。通常の映画であればどんよりと凹むようなテーマばかりなのですが、おかあちゃんのたくましさと明るさで、映画の中だけでなく観ているこちら側も何だか救われている気持ちになります。
いじめられている娘を立ち向かわせた母、女にだらしがない頼りにならない旦那を連れ戻し銭湯を再開させる母、旦那が浮気した相手の子供を引き取り育てる母、自分の余命が少ないのに周りにいつも元気づける母。全ての人を思い不幸も幸せに変えていくおかあちゃんは偉大でした。強さそして優しさを感じます。
2時間ちょっとという時間で、これだけたくさんの話を混ぜ込んでいますが、全くだらけることもなく中途半端にすることもなく、1つ1つにしっかり意味を持たせた物語になっています。通常ならドラマにできるくらいの濃い内容をよくぞこれだけ詰め込んだと感じます。
さらに見事と思わされたのは、細かい伏線のようなシーンが後にすべてつながっていき、何一つ無駄なシーンがなかったです。もう、ずっとこの作品にのめり込み時間を忘れて見入ってしまいました。例えば、娘の安澄が手話を読み解くシーン、ヒッチハイカーが子供達におかあちゃんから産まれてきてうらやましいと話したシーン、蟹のお礼の手紙を安澄に書かせていたシーンも全てが意味があり繋がるのです。
本作評価が非常に高い映画ではありますが、ラストだけ結構賛否両論となってしまっているようですね。急に恐ろしいカルト映画のような終わり方をしてしまっています。正直私もラストはびっくりしましたし、なんだか今まで語ってきたことを無かったことにするくらいの衝撃度でした。しかしながら、終わってみて改めて考えると、あのおかあちゃんだもん、普通な終わり方させたらそれはそれでラストでがっかり映画の評価なります。そう思うとラストああするしかなかったんではと思えてくるほどです。
「湯を沸かすほどの熱い愛」ラストでこれだけタイトルが意味を成してくるとは。。。
素晴らしい映画でした。
ヒューマンドラマ役満映画NO1
もうこれはヒューマンドラマ映画というよりアクション映画を見ているような感覚に近かった
大体のヒューマンドラマ映画は1本の映画に1つのテーマがあるけど、この映画は8個くらいテーマがあった
大体は主人公の問題が解決して終わるけど、この映画は登場人物それぞれ個別の問題を全部解決して終わるからすげえ
余命、いじめ、養子などなど、この世の感動を誘う全てのジャンルに手を出してる
ヒューマンドラマボリュームセット
インターネットに転がってる立体感のない泣ける話を盛り込んでるような感じ
だから一個一個一人一人の問題をサクッとズバズバ解決するのは尺的にも仕方ない
そんで一つ解決したらその問題を全く次のカットで引きずらないのも仕方ない
僕は2時間かけてじっくりじわじわ進む映画よりもこういう映画の方が好き
やっぱり映画は最低限は僕達を退屈させないでほしいよね
エンタメだから
最低の評価をつける人も分からんくもないけど、よその家族なんだからあんまり首突っ込むべきじゃないかなあ
この家族は幸せそうだしいんじゃね?
展開の振り幅の大きさにどきどき
涙々で言葉にできないほどの熱い愛
ずいぶん前に職場の若手に勧められ観よう観ようと思いつつ、個人的には邦画に疎いせいもあり後回しになっていたが、機会が重なりとうとう鑑賞。
若干映画作品らしさは薄いように感じたものの、これは想像以上に良い。ハンカチ必須の名作だ。観終えるまでに何度泣いただろうか。
特に女優陣の演技は号泣レベルで、母の熱い愛は当然のこと、姉妹?の健気さも半端ない。この女優陣の一挙手一投足全てが泣ける。鮎子のケジメのセリフなんかは、もう思わず泣き崩れるかと思うほど深く突き刺さる。もちろん、ダメ夫の叫びも良かったけれども、本作はやっぱり女優陣様様だと思う。
また、本作は演技力だけが見どころではなく、ストーリーもよくできている。何気ない日常の中に敷かれた数々の伏線を、感動のうちに見事に回収している。これは神業レベルと言っていいでしょ。
そして賛否両論あるラストシーンへ。何の下調べもなしに鑑賞していただけに、えぇぇっマジで…て、びっくりし思考停止してしまったのが正直なところ。この点が手放しに満点の5つ星をつけられなかった要因かな。
私はファンタジー派ということで、ラストシーンに関してはぼやかして感想を締めくくることにしよう。
いずれにしても、邦画のマイベストになりうる作品であることに違いない。
テレビの録画で‼️❓感動の再会鑑賞‼️❓
見ると人生って思う
覚悟の終活
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