「ステイサム無駄遣い、だがそこがいい!」SPY スパイ 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
ステイサム無駄遣い、だがそこがいい!
CIAの内勤専門()の40歳の冴えない女性スーザンが、
片思いしていた同僚のファインの死をきっかけにスパイ業務に携わる決意をするスパイアクション・コメディ。
(オープニングが007をまねしたようで物凄くダサイのですが、ジュード・ロウが007候補だったからなのかな?邪推。)
終始目が離せず、コロコロ変わっていく展開も楽しいエンターテイメント作品と言えよう!
今をときめくジェイソン・ステイサムをここまで無駄遣いするとは!ファン、有る意味歓喜。w
スパイ映画にたくさん出演してきたステイサムが、劇中でこれまでの自身の出演作品において体験したピンチについて語るシーンが本当に笑える。
こうして第三者のような話し方で聞くとバカバカしいシーンが沢山あったのだなと…。
スーザンが恋する気持を原動力に、様々な窮地で機転を利かせて乗り越えるのもスカっとするし、
CIA同僚のナンシーもピーチクパーチク喋るが嫌味がなくてキュート。
同じく同僚のアルドのイタリア男なノリも笑える。因みに私は彼が一番好きだった。
敵のレイナも結局最後まで我儘で嫌な女なんだけど、ラストシーンのふわっとした一瞬の笑みで全て許せちゃうというか。
敵までみーんな愛せちゃう不思議な映画でした。
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