オンディーヌ 海辺の恋人のレビュー・感想・評価
全6件を表示
現実的とおとぎ話の境界
どこか色褪せて見える映像
海から釣り上げた記憶を失った美しい女性
歌うと不思議と釣果が良くなる
彼女を人魚と疑わない娘
仕事の漁はいつもイマイチ
道化と周囲にバカにされている
アルコール中毒のカウンセリング中
バツイチ
普段、娘とは離れて暮らす
娘は内臓系の難病を抱えて移植を待つ身
少ししんどい現実の中で不確かな謎によって何かが良い方向に進むのではないか、という期待感は正しくおとぎ話だと感じる。
そんな現実感とおとぎ話の間で揺らめく物語は思っていたよりもかなり俗物的な真相へと到着してしまうで、もう少しマイルドな設定の方が良かった気がする。
「いやいや現実的に考えて…」→「ひょっとしたらもしかして人魚ってことも…」→「やっぱそっちじゃねーか!」みたいな感じ。
個人的にはもっとおとぎ話寄りで物語が結ばれても良かったと感じた。
ラストはある意味おとぎ話。
ファンタジー世界が 超現実話に
コリンファレル扮する漁師シラキュースは、 海で網をあげたらアリシアバックレーダ扮する女性が入っていてびっくりした。女性は息を吹き返し、死んだはずなのにと言った。女性はオンディーヌと名乗った。そして他の人と会うのを極力嫌がった。
話の展開から麗しの人魚ものかなと思いながらアリシアバックレーダの様な美女ならまさにおとぎ話かなと言ったラッキー話なんだけど、幸せは努力しなければならないと手放すなんて信じられないね。ファンタジー世界がラストに 超現実話になって醒めたがまあ良かったんじゃないかな。
おとぎ話とリアルの狭間
不思議な出来事が起こる辺り、おとぎ話感を匂わすが、現実は…
あり得ない偶然。
それは運命だったのか?
強く願えば叶う…
ある意味スピリチュアルな世界観。
軽い気持ちで観ることをオススメする。
おとぎ話だけど、何故か面白い。たまには、いいんじゃない! 『水を抱...
おとぎ話だけど、何故か面白い。たまには、いいんじゃない!
『水を抱く女』を見ていたので、結末を見間違えた。でも、それで良いと思う。
全6件を表示