劇場公開日 2025年8月1日

この世界の片隅にのレビュー・感想・評価

全897件中、121~140件目を表示

4.5とてもいい作品。長く名作と言われると思う。

2019年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

幸せ

見る機会は今までもあったんだけど、どうしても火垂るの墓がチラついて怖くて見れなかった。

でも見てよかった、とてもいい作品でした。

もう一回最初から見たい。

ほのぼので、でもリアルにこの時代の呉を描写してる。

辛い描写もあるんだけど、根底にずっとある明るさに救われた。

そして、どの時代でもみんな一生懸命生きていくのって、同じなんだなあって。

そして、主役の声の のん(能年玲奈)が今でもなぜ女優として評価が高いのかがわかった。
素朴で純朴だけど、きちんと気持ちが乗った、そして明るい演技力があるのを、この作品を通して知ってびっくりした。
いい女優さんだ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
最近見た映画中心 たくと ☪ そしてヴァナ・ディールへ

3.0時間が足りない

2019年8月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

女性の太平洋戦争。知らない人と結婚し、知らない土地に行き、戦争で家族を無くし、何も自分で決められず。この時代の典型的な女性像なのかもしれない。
毎日の、何気ない日常の中で、イロイロな葛藤や戦いがあり、それが凄く繊細に表現されていて面白い。
ボーっと見えるけど、芯が強く、弱くて小さいけど、逞しくてどっしりとしてる。とても魅力的な女性が表現されてる。
一個一個のエピソードが、もう少し丁寧に表現されてると、もっと良いんだけど、時間的に難しいか。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
とたすけ

3.5ほのぼのからの~

2019年8月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

ほのぼのとした戦前の広島を描いていたが、徐々に戦火が激しくなってきて…

見やすい、入り込みやすい優しいタッチのアニメーション。これでどんな戦争を描くのかと思ったら、やっぱり優しい感じのタッチだった。
でも、やっぱり戦争映画。切ないです。ぼーっとした感じの主人公のおかげである程度は救われたけど。

ぼーっとした感じののん(能年玲奈)の声もイメージが合ってて良かった(^^)b

ちょうど『君の名は。』が大ヒットしてた陰に隠れて、じわじわヒットしてたけど、『君の名は。』が無かったら、もうちょいヒットしてたのかな?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
n.yamada

4.5とりあえず見ろ

2019年7月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

戦時中の女の子が可哀想というレベルの話じゃないです。キャラに悲しい出来事を押し付けるのではなく、「浦野すずという人が戦争の中で必死に生きている」という凄まじい作品です。

監督自身が主人公のすずさんに力を入れていて、広島の街を再現したり、「緻密」と言われている調べ物をして背景を描き出したり、アニメーションの動きのつくり方からもう一度考え直す事によって、
監督が言っていた「すずさんという人が目の前にいるかのように浮かび上がってくる映像をつくりたい」という部分が見事に表現できています。
この作品はクラウドファンディングに成功していて、たくさんの人の期待があった事がわかります。

まだ見てない人は、とりあえず見てくれ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
doxx

4.5淡々と流れる時間

2019年7月27日
PCから投稿

不思議な映画だ。時間が経つのを忘れてしまうほど、映画の中に入り込んでいた。しかし、それは研ぎ澄まされたような時間ではなく、静かに深く潜行するような音のない世界。すべてが控えめで、間接的な表現。とても居心地が良く、そして悲しくてやりきれない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
simplelife0530

5.0噛み締める幸福感と喪失感からくる悲しみ

2019年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

人類最大の業という現実を殊更破滅的に悲劇的に描きもせず、かといって楽観的過ぎに描きもせず、すずという一人の自立しきっていないごくありふれた少女を通して映し出すことで、戦争という出来事への距離感を近すぎず遠すぎずに押し付けがましい説教的な戦争論では無い形で描いている。
このように適度に迫りくる距離感で戦争を描く事で一番のテーマである「日常にこそにある美しさ、この世界の片隅に生きていく美しさ」をより際立たせている。
これによりすずという人間がこれからも生きていくという希望に満ちた幸福感とその反対に現代と重ね合わせた時に感じる喪失感からくる悲しみを感じる。
「生きていく」その当たり前のことを忘れてしまった現代社会のへのアンチテーゼにも思える。
政治的、左翼的イデオロギーの匂いの無い理由は、戦争はそれをより際立たせる道具で、あくまでもテーマが人間讃歌であり、ただ生きていくという事の偉大さの主張であるからだ。だからこそ生きていかねばならない我々に突き刺さる物がある。
戦争映画では決して無い、人間映画。マスターピース。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
ウィーザー

5.0計り知れない明日への希望

2019年6月17日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

幸せ

生きる。
ただこれだけで努力まで有する時代。
しかし、この作品が描きたいのはそんな事ではない。
まだ見ぬ未来がこんなに平和でこんなにのほほんとしてるなんて、当時の彼等は知らない。
それでも今そこにある事実と、指で数えるほどの娯楽と、計り知れない明日への希望を持って前を向く。
何故なら私は生きているから。
完璧な作品です。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
SUPER SNICKERS

5.0後世に伝えるべき名作

2019年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

罪もない女性や子供まで無差別に殺傷した戦争の愚かさ恐ろしさを庶民の視点から描き、後世に伝えようとした貴重な作品、傑作である。日テレ、TBSと実写ドラマ化されたがアニメであれば原作漫画に寄り添い、親子で鑑賞し易いし目を覆う場面も工夫ができる。「のん」の声も主人公にぴったりだ。ただ、事務所との揉め事でメディアに圧力があったと聞くと今でも心無い人々がいる現実に落胆させられる。予算の関係で遊女のエピソードなどカットされたので完全版がリリースされたが私は本作の方がテーマに純化されていて良かったように思う。
絶望の中で希望の光を灯したエンディングのなんと素晴らしいことだろう、何度見ても涙が止められない・・。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
odeonza

4.5^_^

2019年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

のんちゃんの
声が映画に
彩りを

コメントする (0件)
共感した! 0件)
.575

4.0日常の美しさに気づく

2019年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

幸せ

戦争映画は、悲しい結末に向かっていくものとだと思い込んでいたので、2時間を通じて、重すぎる瞬間が無いことに驚いた。

もちろん、悲しい場面やストーリー、瞬間が無いわけではない。

ただ、それでも、すずさんを通じてみる世界は、なんだか美しくて。

厳しく、残酷な世界ではあるんだけども、日々の些細なこと、色んな機微を大切に生きていこうと思える。不思議な作品。

熱くるしいこと、語りすぎることは一切ない。ほんとに、ある人の日常を覗いている、というスタンスで物語はずっと進んでいく。

なのに、なのに、なぜか感動する。

大きな物語として語られがちな戦争だが、一瞬一瞬、それぞれの物語があるのだと思うと、胸が苦しくなる。

B29が飛来するシーンは、ホントに泣きそうにある。

ただ、日常にあることの幸せを見つめて、かみしめて、生きていきたいな、と思う。

何度も何度も見返して、新しい気づきをしたい。

生きること、日常を美しくとらえる気持ちを思い起こしたい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
おばけや

0.5工夫のカケラもない

2019年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作のマンガが好きで観に行ったけど、残念なものでした。

ただ原作をアニメにしてみただけで、ストーリィにも絵にも、まるで工夫が見られず、メリハリがなくて退屈。
監督は作品を作るに当たって、戦時中の呉の町を調べたり、当時の食べ物を実際に作って食べたりしたらしいけど、もっと他に努力するべき事があったんじゃないかな。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
Syouiti

4.5永く後世に残したい日本アニメの秀作!

2019年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

戦争の中の日常。
日に日に苦しくなっていく毎日をほのぼのと暖かく、明るく、逞ましく、生きていく、すずさん。
声優のん👍

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kimi.chan.com

5.0一つ一つ大切なものを失っていく

2019年5月2日
iPhoneアプリから投稿

そして、大切なものを見つけていく。
本当に悲しい世界の悲劇の中で生きていく大切さを教えてくれる作品。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
そうたん

4.0凄まじい戦争を

2019年4月29日
iPhoneアプリから投稿

この視点で描くのは素晴らしいと思う

コメントする (0件)
共感した! 1件)
マルボロマン

5.0★では表せない

2019年4月13日
iPhoneアプリから投稿

エンターテイメントではなく一人の女性の人生でした。

そこにマルやバツを付けるように、評価を★で表すことは難しいのですが、0か100ならもちろん100です。

そう感じさせるくらい丁寧に描かれた映画。

感情移入しているのに俯瞰で主人公をみているような...
自分ではない別の時代の人生を、意識が乗り移ったように体験させてもらった気がします。

それが、ラスト5分で夢から覚めたように感情を揺さぶられ泣きました。
その子がその場を離れた心境が悲しすぎて、終わったあと自分の娘を抱きしめずにはいられなかった。

もしかしたら、感情移入せずに観る人にはつまらないかもしれないけど、それも間違いじゃない気がします。

誰だって自分の人生で精一杯。
それだけこの映画がリアルだということ。

色んな感想がありますが、観て感じてほしいです。

エンドロールのミニアニメまで目が離せなかったので、是非最後までどうぞ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
みかん

5.0日本人にとって大切にすべき映画

2019年4月11日
iPhoneアプリから投稿

徹底したルアリティの行き着く先はファンタジーだった!
想像していた内容とは違ったけど、心に残る作品でした。賛否が分かれると思いますが、まずは観て欲しいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
babydoll

4.0とても素晴らしい映画です

2019年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

「この世界の片隅に」からしか感じられなかった世界観。住民の視点から描いたこの作品は、戦争の過酷さ、悲しみ、苦しみ、そんな心底なにもない世界でたくましく生きて行く人たちの強さと優しさを十分に伝えられて、数多くの戦争映画やドキュメンタリーを観てきた当方からしても新鮮な気持ちでこの映画を観ることができました(同じ日本人であっても何か大きく違う日本人像。今はもう、元号をも変わっていくこの時代で昭和の時代がさらに過去のものへも移り変わっていく。昭和生まれのわたしからしたら良くも悪くもこの世界の変動をどのように感じていくのか)。

主人公のスズさんの考え方や言葉に現代の感覚にはないハッとさせられるものがいくつかありました。大変素晴らしい感覚と考え方、貧しい世界を生き抜く力。
実際にわたしはこの時代にも広島にも住んだことはないけれど、少しでも当時のことを感じることができたのではないのかと思う。
戦争は行われてはいけないものであり、思い出したくもない醜い過去ではあったのかもしれないけども、その戦争に負けた時の苦しい気持ちというのは忘れてはいけないとものだと。凛とした気持ちになります。
そんな強い心を持忘れないで生きたい。

まとまってないけど、以上になります。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぽじのふ

4.0すず=のん

2019年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

知的

の声がいい味だしている。

何か地道に力強く生きている人々、本の少し前の日本人の生き方が、とても新鮮で幸せそうに見える。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
REpower

5.0いい

2019年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

3回鑑賞。

何度観てもいいぞ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
日高雄介
PR U-NEXTで本編を観る