この世界の片隅にのレビュー・感想・評価
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映画館で観ることが出来て良かった。
本作品と同じくここ1年で話題になった「シン・ゴジラ」や「君の名は」には、一言で言い表せるアピールポイントがあるのに対し、この作品にはとにかくここがすごい!と一言で言い表せる特徴は無い。 過剰な演出もなく、一主人公の暮らしぶりを淡々と描いている、という印象。 でもそれが本作品の特徴であり凄さでもあるように思う。戦争も、それまでの日常も一人物の感覚を通して淡々と描かれる。日常に戦争が介入してくる恐怖を訴えかけてくる。 この作品の凄さは実際に劇場で観て、自分で感じないとわからないと思う。もちろん音の演出など細かい点でも良い点はたくさんあるのだけど、あまりこの作品の本質ではない気がする。 この作品と映画館で向き合うことが出来て良かった。
全体的に急ぎ足
戦争という重いテーマであるにも関わず、所々クスッと笑えるようなほのぼのとしたシーンがあり思ったよりも楽しく鑑賞することが出来ました。また作画が非常に芸術的だったのも魅力的でした。 しかし、全体的に非常にテンポが早いのが残念です。オチがあって笑えるシーンでも直ぐにシーンが次に切り替わるので、笑う暇もない。もう少しゆっくりと物語を楽しみたかったというのが正直な感想です。 あと「この世界の片隅に」という題名が全く生かしきれていないとも感じました。 率直に言わせてもらうと、そんなに面白い映画ではありません。ですが戦時中の人々の暮らしや時代の雰囲気を味わえる映画ですので、一度観てみる価値はあるのではないでしょうか。 語彙力が足らず上手く感想を伝えられていないかもしれませんが、よければこのレビューを参考にしていただければ幸いです。
涙が止まらない
戦争に対する偏った感じも受けず、当時の庶民の目線で生活を観れました。声はまんまのんでしたが、すずののんびりした感じととてもマッチして、自然に観れました。そして後半は涙がボロボロ。そして周作さんに惚れました笑 ほんわかするけど、大変シリアスでもありました。現実感がすごかつたです。そして、是非観て欲しい!って思う映画の1つになりました。
心に残る作品
前半をみると、戦争中でも、普通の暮らしや、笑えるようなこともいっぱいあったんだろうという思いになります。主人公のすずののんびりした性格もほっとでき、またのんの声もとてもあっていたように感じます。最高のキャスティングだったんじゃないでしょうか。 後半、戦争の残酷な描写が増えます。ほのぼのとした前半と打って変わって、とても残酷な映像が続きます。アニメといっても、素晴らしい作品はやはり残酷さとエロス、のほほんとした雰囲気、恋愛感情など、いろいろな要素がいっぱい含まれているように思います。手塚治虫作品がまさにそうではないでしょうか。 心に残る映画でした。
見るべき作品
評判が良かったのと、戦争経験者の語り手の方が「こんな伝え方もあったのか。」と言っていたというのを聞いて、 興味がわき見ました。 うまく言葉が見つかりません。 平凡な日常が突然壊される感覚。 アニメではありますが、とてもリアルに感じられました。 周囲の人々との会話の端々に強さを感じ、涙ぐみました。 普通であろうとする強さがありました。 所々で、現代にもある問題があり、変わってないのか〜と思いました。 変えていきましょう。
考えさせられる作品です
前半は戦争の中で生きた昭和の女性ですが、後半からは主人公が腕を失いとても重い暗い戦争の話になってしまい最後まで楽しめる素晴らしい作品だと思います。 作画が細部までこだわっていてアニメを好きな人は絶対見るべきものだと思います。 聲の形に通じるような温かい気持ちになれます。
色んな意見が溢れる凄い作品
作品は初週に見に行きましたが、ロングヒットで近場の劇場でもやっていたので2回目の視聴をしました。 戦争ものであって戦争ものでないような不思議な作品だと思います。 戦闘に繰り出す人でもなく、戦争を指揮している人でもない、本当にごく一般的な人を主軸とし、日常を描く大変興味深い作品でした。 映像表現として、不発弾が爆発した瞬間に暗転と無音声、からのパチパチとした映像と音声がしだいにプツプツと聞こえてくるシーンがとても凄かったです。 個人的には、中高生や大学生の学生たちにぜひみてもらいたい作品だと思います。
観に行って良かった!
話題の映画だけれど戦争を描いた映画ということ(説教臭い映画は苦手(^-^;)とキャラデザが好みじゃないので見るのをためらっていたが、毎日映画コンクールの表彰式でコトリンゴさんのピアノ弾き語りを聴いて魅了されその足で109シネマ川崎に直行。 結果、見に行って本当に良かった(=^_^=) 淡々と描かれる日常、けれど時代が時代なので普通に生活することが普通ではなくつらいことや悲しいことがいっぱいあるのだけれど、映画としてはあくまで淡々と進んでいくところがいいです。 この映画がもしアニメではなくのんちゃん主演で実写映画だったらどうだったかな・・と想像してみたけれど、実写だとやはり生々しくなるし、アニメなので主人公の得意な絵の表現が生かされてる気がするのでこの映画はアニメで作られるのが正解だったかなと思った。 自分の地元は空襲などはなかったけれど、祖父が兵隊だったとか戦時中の話はなんとなく聞いていてその時代をおぼろに思い浮かべることができる。しかしその祖父ももう亡くなってしまった。 自分達の子供世代から後は当時の人の話を直接聞く機会も減っていくだろう。 これからはこういう映画がその役割を担っていくのだろうな。
観ては居ませんが、ラジオ番組( #tbsradio #ss954 & #nhk_suppin )で語られた主役(民放のみ)と監督(双方)のコメントで?…(本文に続く)
(タイトルからの続き)記述出来ます!ので、ネタバレを #hatecrime (ヘイトクライム‥疑義持たれる)事が無い!程度にコメントを記述させて戴きます。 私は此(こ)の映画が地元で観たかったので、全国的には順番が逆になった某ヒストリカルコメディー(って記述すれば… #本能寺ホテル って判(わか)りますよね…w)を削っ(キャンセルし)て待って居(お)りました。 内容は?…広島が舞台なので、上記の某ヒストリカルコメディーの主演女優さんの祖父母時代の話(上記の主人公の女優さんも、来月11日で6年を迎える東日本大震災の福島第一原発の津波での崩壊の際に…被曝3世を公表しました)です。 P・S なので‥某ヒストリカルコメディーは?…実際にいた某歴史上の人物の異母末弟(織田有楽斎(本名長益)卿)が遺した異母兄の信長卿の話(安土城を有料で、解放した時に見染(みそ)めた豪商?の娘との悲恋を描いた物語を末弟の末裔所有している巻物)の記録から、主人公の女性をバックスライダー(過去にタイムスリップした女性の造語)させると言う形で、構成された話?らしい?ので‥あれは?…DVDはおろか、テレビが新規購入出来た事を条件に?…其方(そちら)で観させて戴きます‥。 REP・S 又本題に戻ります!けども?…やはり、此の映画(此の世界の片隅に)の方を?…優先して観賞させて戴きます‥。
素直に良作だと思います
実写じゃなくてアニメだからより伝わる作品であり題材であり、色々な世代のひとに観てもらいたい良作だと思います。 個人的には自分の祖母がすずさんと同じ世代で、祖母たちは毎日をこんな風に一生懸命生き抜いてきたのかと思うと感慨深いです。 あんな時代だからこそ小さな幸せを求めて、できるだけ普通に生きようとしたすずさんたちは強いなあと思いました。
もう、戦争はしないで⛔
The WW2で世界中のみんなが、 苦しんだ。 明るい18歳のすずさんが、段々と物資のない中、色々と工夫をして戦時中なのに、明るく元気に生きていく姿が、余計に切なかった。 広島県の原爆ドームと原爆記念館には行ったが、呉には足を運ばなかった。あの当時の最たる日本の技術を持って建造された、戦艦大和も武蔵も素晴らしく正確に描写されていて、二艘ともに美しい戦艦だった。 J.F.Kennedy日本大使が解任されてとても残念に想っている日本人は沢山います。 あと、元Obama 大統領初めチェ・ゲハラや前Cuba のカストロさんが、広島の原爆ドームに訪れて下さったことは、とても意義深いことたったと思います。 どうして、人間はたった一つしかない地球という同じ星にすむ・・・ それも、同じ時代に生きているという一期一会の心を大切にしないのでしょうか? 一期一会・・・私は、英国聖公会の牧師さまから、この言葉を教えて戴きました。 一期一会、世界は全ての生物と人間の生きる場所です。 争わず平和に仲良く暮らしていきたいです。 映画の後半は、とても辛い辛い運命がすずさんを待っていますが、それでもすすさんは、普通に頑張って生きていきます。 昔の日本人は、我満っ強かったんたね。日本は、もう長寿国家になりつつあるんだから、もっと海外から看護士さんとか雇わないとやっていけなくなると思う。 グローバルな地球人になりましょう
不朽の名作
文句なしの名作です。既に3回観ていますが観れば観るほど感動が増します。この作品を観て人生観も変わりました。 「何でも使って暮らし続けるのがうちらの戦いです」 心に一番響いた名言です。 2017-2
鑑賞後の感情をうまく言葉で表せない ありきたりな映画とはまた違った...
鑑賞後の感情をうまく言葉で表せない ありきたりな映画とはまた違った印象 表現の先にある作品の意図と請求の強さを感じ取るよう心して見るべき
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