劇場公開日 2016年11月12日

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この世界の片隅にのレビュー・感想・評価

全1027件中、461~480件目を表示

5.0皆さんと違う視点で・・・・

2017年1月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

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3355

3.0最後のエンドロールが圧巻だった。

2017年1月25日
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鑑賞方法:映画館

この世界の片隅に、を見てなかったのと、沈黙が上映されてるのとで、同時に続けて見た。
どちらも私的には抑制が効いた映画だと感じた。沈黙の方は冒頭から墨絵風だつたし、波の音、せせらぎ、虫の声、そうした沈黙の中の生きることへの根源的なうめき声みたいなのが聞こえてきた。
この世界の片隅に。
今、この映画を作ろう、そのモチベーションは、一つにはやはり、ヒロシマの高齢化と形骸化、どうこの歴史的に事実と向き合い、語り継ぐべきか。もう一つは、やはり、時代の既視感かな。この道はいつかきた道、今は戦前なのではという不安感、時代の閉塞感、危機感かな。
ある日突然、原爆が空からやって来た訳では決してなく、それは食べ物の変化であり、出征兵の見送り方、戦死者の迎え入れ方、職種の変化、建物疎開の話だったり、それらが日常生活の片隅に少しずつ入っていって、その延長線上に原爆投下がある訳で、そうした一つ一つの庶民の暮らし方の変化が実に丹念に、何気なく、抑制的に綴られていたと思う。
戦争とはそういう風に、実に普段着でやってくる、しかも、ほとんどの時間は今まで通りで、平穏のまま、だけど、時々、大ごとがある。戦前、戦中、戦後と連続した庶民の生活が抑制的に、静かに語られていたと思うのです。
映画の最後のエンドロールにクラウドファンドに協力した人の名前がズラーと流れます。あれに結構、感動しました。この映画を世に出したいと思った、そういう輪がこんなにもあって、広がって、この映画ができたんだと、あれがとても良かったし、この社会の片隅にも、健全な考え方、歴史観、社会観を持ってる人が結構いるんだと、安心しました。

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アツサミー

5.0戦争のすぐ隣で生き営む人々の生身の姿

2017年1月25日
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鑑賞方法:映画館
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天秤座ルネッサンス

4.0しみじみと感じた

2017年1月25日
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鑑賞方法:映画館

当初、近くの映画館で放映の予定がなく観ることが出来なかったが、リクエストが多く急きょ放映が決まった。
字幕版とイレギュラーだったが、あれも面白かった。
戦時中の軍港の街の様子もよく描かれていた。
戦争の悲惨さもよく描かれ平和の大切さも教えられた。
当時の風習や生活感なども詳細に描かれ興味深く観ることが出来た。
戦争を知らない我々に深い感銘を与えた。

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じゅん

4.5ずっとずっと

2017年1月25日
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何に我慢をしていたのかわからないという感覚。
人の癖。
時に頼りになる物語の意味。

色々なものが拾える映画でした。

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miyata

3.5よかった。のんちゃんも合ってた。ギャグがすべってたのは置いといて、...

2017年1月25日
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よかった。のんちゃんも合ってた。ギャグがすべってたのは置いといて、是非原作読んでみたい!

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kens

4.5多感な主人公の視点からみた日常

2017年1月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

難しい

多感な主人公の視点で戦前から終戦までの日常を描いた作品。
当時の価値観や社会情勢について特に説明されることもなく、話は進んでいくが、天然キャラの主人公スズの視点で描くことで、自然とこの世界に入り込んでいくことが出来た。(義姉に実家へもどされたシーン、恥ずかしながら教えられるまで理由が分からなかった)

楽しい場面、目をそむけたくなる場面、様々なことが起こる。しかし、日常は淡々と過ぎていく。あの後あの子はどうなったのか、あの人はその後どういう人生を歩んでいったのか。気になる事は多いが、日常は終わる事なく前へ前へと進んでいく。

この作品が今の時代にできてよかったと思う。主人公たちの世代、最後に拾われた孤児の子たちの世代がまだ存命であり、そのあとを受け継いだ私たちの世代がいるこの時代に間に合ってよかったと心から思う。

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komasa

5.0平凡な日常の大切さ

2017年1月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

評判に違わず、心に静かに沁み入るような良い映画。何が良かったのか、うまく表現できないが、涙を流しながら笑える映画、というべきか。世界の片隅どこにでもある、特別なことは何もない平凡な日常の有り難みと同時に、戦争における普通の人の苦しみが、まるで我が痛みのように感じられ、未だ戦火に苦しむ方々の存在を思う。

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ゆうら

5.0ほのぼのと、哀しくも

2017年1月23日
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まるで日本昔話を観ているような、ほのぼのとして印象派の絵画の様に淡く柔らかなタッチの映画…。
先の国家による無謀な戦争に巻き込まれ辛く哀しくも辛い日々を強いられ、その努力、幼い生命の死が無為に奪われた哀しい結末の日を迎え止めどなく怒りと哀しみ…。
当時の女性の生活が絵日記の様に話が進められる、ほのぼのとまた哀しい物語です。アニメでもあり優しい画でもあり、今の日本の状況もあり、子どもと一緒に観て欲しい名作品です。

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BUDDY

5.0日本人の心を揺さぶる名作

2017年1月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

淡い色合いのアニメは感情移入にマイナスと思っていたが、これは
全く当てはまらない。原色の溢れる現代との差というだけで、その動きを見ているだけで、画面の向こう側を歩いている感覚になれる・・。
ゆっくりと細やかなキャラの動きと、暢気なエピソードに油断していると、膨大なセリフ(しかも一つ一つに意味がある)と速い展開に置いていかれそうになる。しかしこのテンポは絶妙だ。どのエピも短く終わり、次へ次へと行くが、その情報量こそが当時の生活を肌で感じるのに必要な量だったと思う。これは現代人があの時代へタイムスリップする為の燃料なのかも。そして登場人物の心が手に取るように伝わってくる頃には、米軍の本土攻撃が来る。すでに感情移入してしまっているので、彼らの恐怖がこちらにも直撃で、空襲警報や爆撃音、対空砲火に照明弾等のシーンで鳥肌が立つ。
その後の厳しい展開にも身につまされるが、テンポの速さは変わらず終戦からその後まで一気に進む。泣いている暇は無かった。
そしてエンドロールでその後の家族の暮らしがアルバムのように
映し出されると、戦後を歩き出した日本人の希望とか幸福のイメージが優しい歌「たんぽぽ」と一緒に画面から洪水のように溢れる。
見終わって家に帰ってから、津波のように押し寄せる感情。もう
言葉にならないのに、誰かに伝えたいジレンマ。とんでもない名作でした。自分はクラウドファンディングって何だ? てな部外者でしたが、今はその方々に感謝しかありません。 良い作品を有難う。

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中年ロッカー

5.0斬新な切り口だが職人業を感じる

2017年1月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

いわゆる「戦争もの」のカテゴリには、一応、入ると思うが、とことん日常を描写することに腐心した傑作。その当時の文化をきちんと内包しており、かなりのリアリティを感じさせる。徐々に徐々に戦争の余波が日常にすうっと入り込んでいくさまには恐怖を覚える。それともあれこそが日常を生きる人々の戦争なのか。

しかしこれを単なる戦争ものとして評価するのはいささかもったいない。その当時の文化、人と人とのつながりや生活風景、家の在りかたなど様々なことを吸収できる映画でもあるからだ。フォレストガンプみたいな。
その一方で、かなり鑑賞する側に頼った作りになっているように感じられる。モノローグはモノローグパートのみで行い、作中で誰がどう思っているかは必ず人と人とのやりとりで描写する。すると、昨今の説明過剰な邦画とは異なり、観ながら登場人物の心情、言動を読み取らなければならない。解説、というかオチ、が一瞬だけ挟まれているだけ、というのも多々あり、ほわっとした作画から娯楽映画として勘違いされないか心配だ。単なる娯楽映画としも面白いのだが、ちと長く、飽きてしまう。

そういう職人業は別にして、全体はテンポよく進み、中学卒業程度の日本史の知識さえあれば楽しめる。上で書いたように小さな事件程度はさっと流してしまうので、ちょっとせわしないかもしれないが、重要な事件はかなり丁寧に描いているので、楽しめる。
しかし、小さな子供にはお勧めできない。PG12がついていないのが不思議なくらいだ。全体的にはほわっとしてはいるが、最後の最後にトラウマ必至の映像があるし。

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サブレ

5.0家族愛

2017年1月23日
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eriee

5.0泣けると思ってたが泣けなかった

2017年1月23日
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幸せ

怖い

悲しい

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くまさん

5.0ほんとうに観てよかった

2017年1月23日
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ほのぼのしてるパートがあるぶん、後半の展開が心に残りました。
戦争系の映画はわりと観ていましたが、それでもどこか自分と切り離して観ていたなあって改めて感じさせられました。
これはすごく身近に感じられて、忘れちゃいけないなって思わされる。学校で習ったりドキュメンタリー番組見るよりも分かりやすくて、すごい作品でした。

長々と書いちゃいましたがそれ以前に、主人公のすずさんをはじめとするキャラクターがみんな可愛かった!!!!

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AO

5.0大人の事情で隠れた名作にしないで欲しい

2017年1月22日
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ほのぼのとした雰囲気で、ごく普通な日常として物語が進んで行きます。(もちろん現代とは生活が大きく異なりますが、当時の平時としてはごく普通なんだと思います。)その当たり前の日常として戦争が描かれている事に恐ろしさを感じました。
我々若者は、戦争とはとても怖いものであり、とても特別な我々の生活とはかけ離れた遠い存在であるかの様に教えられています。しかしながら、戦争の悲惨さを伝えることを意識しすぎ、「戦争」に焦点が当たりすぎているのではないでしょうか。悲惨さを訴えるために一辺倒な内容になっているのではないでしょうか。戦争とは特別な事で、我々の日常には起こり得ない事であると、まるで空想の世界での出来事であると、どこかでそう感じていました。
しかし、戦争を体験した人々にとっては当たり前の日常の中で起きた出来事の一つであったこと。その人々は我々となんら変わらない人々であったということ。坦々と進む物語の中でそんな事をふと感じたとき、我々の当たり前の現実にも起こりうる事であると実感し、同時に寒気がしました。

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hxsjnvduj

5.0_φ(・_・秀作 見逃してたよ。

2017年1月22日
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おにっち弐号

2.5半々やね

2017年1月22日
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鑑賞方法:映画館

2時間ちょいの作品。はじめは、のんさんの世界観に「なんだなんだ?」と衝撃をうけた。そのうち睡魔に襲われて1時間経過。後半はテンポが上がりおもしろかった。その為か後味は悪くない。前半もったいない……
私はのほほんより、強く生きる姿や、勢いを映画から学び、鼻息荒く映画館をあとにしたい。だから星2つ半(^^)

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あつ♪

5.0日本人なら

2017年1月22日
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観なければいけない作品

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しげぼん

4.0一番観なければならないのは。。。

2017年1月22日
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大きな宣伝もなくとも、客席はほぼ満席であった。何故?と思いながら観始めると、戦後一桁世代として、遠くない過去の生活を垣間見ることになり、テンポの良い展開に思わず顔が緩む。あの、すずが叫ぶ、最期は玉砕じゃなかったかに!これが国の首脳部と庶民の大きな違いなのだろう。何も知らされず、殺し殺され、侵略を聖戦と決めつけた決着をはかりる。恥ずかしくもあり、情けなくなる我が戦後一桁世代である。あの一番観て欲しいあべ君とは同級生であった。。。。さて彼は同観るのかな?

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ぽっくん

4.0不思議

2017年1月21日
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戦時中を舞台にした映画は、戦争の渦中にいる人物が描かれることが多いが、この作品は違う。
すごく普通の人物に焦点が当てられている。だからこそ、どの映画よりもリアルを感じるし、恐ろしさがある。おそらくこの映画を見て感動するシーンは人それぞれ違うんじゃないだろうかと思う。

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たんたん