劇場公開日 2016年11月12日

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「素晴らしい作品、何度見ても泣いてます!」この世界の片隅に 西住さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0素晴らしい作品、何度見ても泣いてます!

2016年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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出がらし
グレシャムの法則さんのコメント
2016年11月30日

こちらこそ色々と考えるキッカケを頂き、感謝しています。それにしても、『シンゴジラ』(お前たちも好きにしろ、この国は誰が決めるの?)といい、『怒り』といい、観客側に、お前ならどうするんだ?と覚悟のほどを問うてくる作品が多いと思います。今年はもしかしたら何か大きな転換点なのかもしれませんね。

グレシャムの法則
出がらしさんのコメント
2016年11月29日

琥珀さん、素晴らしいコメントをありがとうございます。
そうですね、すずさんほどの心や体の傷を負わず、あらゆる物量だけは恵まれて現代に生きる自分は、果たしてどれほどの覚悟をもっているのか?
そう自問してみるとき、映画の中で、終戦(敗戦)の現実が受け入れられずに「そんなん覚悟の上じゃないんかね!最後の1人まで戦うんじゃなかったんかね!まだ左手も両足も残っとるのに!」とすずさんが言い放つ言葉が重く響きます。

出がらし
グレシャムの法則さんのコメント
2016年11月29日

おっしゃる通り、この映画は戦争映画とか反戦映画という範疇で語るよりは、人は生まれる時代を選べないけれど、たまたま生まれたその時代で何を選択し(そもそも選択肢がないような過酷な状況であっても)どう生きていくのか、自分で選んだ選択肢に覚悟と責任はあるのか、そのような文脈で受け止める作品だと思いました。
『はて、すずさんほどの覚悟が自分にあるのか?』という問いかけがいつまでも消えそうにありません。

グレシャムの法則