エール!のレビュー・感想・評価
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フランス映画 『エール』
家族の絆そして、聾唖の父。母。弟が 頑張っている姿に感涙!!そして笑い、ちょっとHなシーンもあり、楽しく鑑賞させて頂きました。
素敵な映画でした。涙する場面もありました。よかったです!
さりげなく感動的
家族のキャラがな強烈すぎますが、少女を含め、愛があふれる家族。少女の成長を通して家族もまた一歩前に進んでいく、素敵なストーリーだと思いました。
試験のシーンは泣かせられながら爽快でもあります。
粗い作り
役者さんたちの演技がうまい。ラストの歌のところは涙はにじみつつも、どうしてボロ泣きできなかったんだろうと思い返すと、ストーリーはお粗末だし、どうでも良い部分多かったり、話がまとまってなかったりと、脚本も演出もダメですね。そんなだから感情が入らなかったわけです。残念。
フランスにエールを!与える少女に素晴らしいプレゼント!
家族に愛され、家族に愛を実践して来た少女。
内面はしっかりとしていても、同世代のように弾けれない。
神様は、彼女に素晴らしい歌声をプレゼントし、素晴らしい先生との出会い、チャンス、そして、本物の恋まで。
多くの愛を両親から頂き、少女も与え続けた。
やがて、巣立ち、旅立ちの時が来た。
どんな人間にも、必ず巣立つ時が来る。
自分の人生を見つけて。
観る人々に、元気とまさしく、エールを贈る作品です。
さわやかな風が、フランスを包みますように。
歌はいいね。
近所のシネコンの上映回数も減ってきてそろそろ上映終了になりそうなので慌てて鑑賞。
出だしから音を意識させる作り。なるほど、音が聞こえないという事はこういうことかとほんの少し理解します。
何気なく生活を送る家族ですが、音が聴こえない苦悩、聴こえない人に囲まれて生活する苦悩。それぞれ深い思いを抱えているのですね。
そんな内容ですが、全体的に明るく、ユーモラスに進行します。
スクールの発表会のシーンでは、耳が聴こえない人はこんな風なんだよ。とばかりに無音状態になります。場内はシーンとしてスクリーンに釘付けでした。
ラストも胸をうつ展開。とても良かったです。
音楽はいいですね。
聾唖者の心を一人の女性の歌声が震わせた。
話の流れは、大凡判っていたが、感動した。やはり、エメラの歌声に何か強く心を動かされた。
しかしながら、実話でありながら、
どうしてコーラス部を選んだのか。
どうして、コーラス部入部に合格したのか?
どうして、教師が歌唱力を必要とする腹式呼吸の練習にポーラを選んだのか
何かと音楽教師がポーラを選んでいるところは、故意的で残念でもある。
父親の選挙立候補の挿話は必要なかったのではなかろうか。
何かポーラに関する話を、より深く掘り下げて欲しかった。
奇跡的才能を開花させた娘の新たな勇気(パリのオーディションは、最高。手話を交えて歌う場面がいいね!!最高!!)ある前進によって家族一人一人が、成長していく展開に涙が止まらなかった。
親のエゴに勝った子供の夢。下ネタ満載のザ・フランス映画。
【賛否両論チェック】
賛:夢を追うか、耳の不自由な家族に寄り添うか。簡単には決められない選択に苦悩する主人公と、そんな彼女と向き合おうとし続ける周りの人々の姿が、感動的。珠玉の歌の数々にも注目。
否:無意味にやたらと下ネタが出てくるので、家族やデートで観るのには不向き。回収されない伏線の多さも、消化不良。
家族を残してでも、初めて見つけた自分の夢を追いかけるのか。それとも夢を諦め、自分を育ててくれた家族の世話をするのか。子供の夢を諦めさせようとするのは、かなり親のエゴのように感じてしまうところではありますが、それだけ耳が聞こえないということが、如何に一家へ重圧を背負わせてきたのかを痛感させられるシーンでもあります。
ただ、やはりどうしても気になるのは、やたらと下ネタが多用されるところ。家族で観たり、デートで観たりするのには、絶対に不向きだと思います。
村長選挙のくだりや、カンタンの初体験のくだり等、結局ほったらかしな伏線が多いのも気になってしまうところです。
それでも、ポーラが歌う歌の1つ1つは、そんなことも忘れさせてしまうくらい魅力的。ラストの歌うシーンは、必見です。気になった方は是非。
まさにウタゴエがこの映画作品・・・
勝手な事を…映画作品って何が重視? 人それぞれだから面白いんと違う? ここ最近に観た作品で,全く全然別物だが、[ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声]という作品でも、音楽?歌声?という主旨にやられた作品だった… 勿論,演技力あっての映画作品というミカタ,そしてプラスαで、曲色にも胸を打たれた⁉️なんて、云い方に怒られてしまいそうな作品だったと伝えておきたい所・・・
エンタメフランス映画
家族だからと、血縁を免罪符に連帯を強いる父と母に納得がいかないものを感じながら観ました。苦手な価値観なものですから。
ポーラに依存していた一家の生活は致し方ないけれども、他のことがしたいと言ったらさせてあげなさいよ、と思いました。
って、オチではちゃんと巣立たせてるんだからいいんですけどね。
素晴らしいと思ったのは、学校の発表会でのシーンです。
両親と弟の世界を表現していました。
ろう者の世界を垣間見ることができて、新鮮な感動と、この世界にいる疎外感に想像がおよび、両親と弟のハンデの手触りが少しわかったように思いました。
振動は聞こえるのですね。無音ではなく常に雑音だけの世界なのですね。
表現したのは映画を作った人なのだから、本当のろう者の世界である確証はないですが、精一杯の取材と想像力で表現したのはのだろうと信じています。
わたしはきこえますから、分からないのです。聞こえないとはどういうものか。
そのことに近づく機会が思いがけず得られたことに感激しました。
下ネタまみれの日常は、楽しく思いました。病院で娘に通訳させる内容が、セックス時に男性器に軟膏を塗ったか?とか、3週間性交渉禁止、いやいや長くて無理!といった内容。可哀想すぎます。笑いましたが。
で、ポーラは高校生で結構体格が良いのに初潮がまだという、驚きの設定でした。ありえへんくね?と思いましたがまぁ良しとしましょう。その初潮は気になる彼と抱き合いながら歌っていたら急に来た!きゃー女性ホルモンが一気に分泌したのね、これは当事者の女の子には可哀想だけど面白かったです。
弟のラテックスアレルギーも笑えました。これからはラテックスフリーのコンドームをちゃんと用意しないとね。
ガブリエルがそんなに歌がうまく思えなかったのがなんだかなーです。
ろう者の両親と弟の生活を支えることを義務と思い込み(そらあんだけ両親にせめられたらそうなる、本当にこのあたりは親の身勝手さにイライラしました)、音楽学校の受験を諦めるローラですが、学校の発表会での喝采を目にし、父はポーラの望みを叶えるべきと思ったのでしょう。
発表会後の夜の庭でポーラの首元に手を当てて肌の振動で音楽を懸命に「聴こう」とする父に泣かされました。
その後はべたな展開ですが、父が強引に受験会場に連れて行き無事試験を受けます。
で、ポーラは手話をつけて歌います。家族に意味がわかるようにという配慮と、自分の思いを代弁しているかのような歌詞なので、旅立たせてくれという意思表示のようでもあり、良かったです。
イライラするところもあるし、雑なストーリー運びもキャラ配置も気にはなりますが、本筋はグッとくるものがあり、よい映画だと思いました。
フランス映画といえば小難しげで消化不良なところで急に終わるから苦手、という方にもお勧めできますね。
小難しげなフランス映画も好きですが、わかりやすいこういう映画も嫌いじゃないです。
ヨーロッパの映画では、中年夫婦の性交渉があるべきものとして描かれるのが素敵だなぁと思います。
ありがち?
『Little Miss Sunshine』と『陽の当たる教室』と『リトルダンサー』を足して3で割ったような…
いろいろな映画のエキスが混ざっています。
だけどだけど、ジメジメしてなくてカラッとしてたし、性にオープンなところも面白かったし、主役の女の子がちょっとブスなところもよかった。
両親役の俳優さんの熱演も素晴らしかった。
等身大の女の子の類まれな才能
娘以外全員耳が聞こえない家族は、日常の会話を娘に頼んでいる。ただ、家族が、言葉での会話が全くわからず、娘に頼むというのは、少し違和感を感じた。家族が、娘が家を出る可能性のある選択に反対したのは、生活に必要だからという部分もあるだろうけど、愛する娘が遠くへ行くことの不安もあるのだろう。
耳が聞こえない両親は、耳が聞こえる娘を育てられるか、不安だったという。けれど、耳が聞こえないことで、助け合い、その絆は他の家族よりも強いように感じた。
そんな家族の愛情も素敵だけど、何よりも、その歌声が美しい。魅力的な、心を打たれる歌声だった。
家族愛にボロ泣き
フランス映画独特の性描写に多少困惑しながら笑いありで気楽に見られます。障害を持った家族の愛に溢れたやりとりを、父親、母親、娘、観る人それぞれの視点で楽しめます。
泣かそうとしてる作りじゃないけど、自然に涙が溢れてきました。終わった後、とても気持ちが晴れやかな気分になれます。
あと、動物も沢山出てきてホッコリさせられました(^.^)
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