追憶の森のレビュー・感想・評価
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ちょっと退屈だが、最後は秀逸
妻を亡くし自殺のために青木ヶ原の樹海に来たマシュー・マコノヒーが森をさまよう渡辺謙と出会ってというストーリーです。ほとんどが男二人が森をさまよう場面とマシューと妻のナオミ・ワッツとの過去の回想でやや退屈してしまいました。最後の「キイロとフユ」は秀逸で心に残りましたが、妻を亡くした男の再生のために森が見せたファンタジーとして、もう少し短くまとめた方が良かったように思います。
ファンタジー
そんな名前はいないよ、やっぱりアメリカの映画と思っていたけれど、話が進むとあれもしかして…心に刺さるスピリチュアルなファンタジーだった。
そんなまさかの不幸シーンとなかなかハードな死体の描写には驚いた。
新幹線のアナウンス、タクシー、無線のボタンは突っ込み無用で。
観れた
54本目。
苦手そうな映画と思って観たけど、以外と観れた。
タクミの奥さんと子供の名前がな、アメリカから見た日本のイメージって感じがして不自然。
あと英語話せない僕が言うのも何ですが渡辺謙の英語がスゴく上手くなってると。
日本人が話す英語だなと前は思ってたけど今は違和感ないなぁ。
ま、そんなとこかな。
ここは君たちの言う「煉獄」だ
映画「追憶の森」(ガス・バン・サント監督)から。
「静岡を出ますと次は浜松に停まります」の車内案内で
おいおい、どこまでいくつもりなんだ・・という突っ込みで
メモを取り出したが、帰宅後、映画館の暗闇で書いたメモを
読み直したら、その脚本の素晴らしさに驚かされた。
その中で「ここは君たちの言う『煉獄』だ」という台詞が、
妙に引っかかった。
辞書によると「煉獄」とは「天国には行けなかったが
地獄にも墜ちなかった人の行く中間的なところであり、
苦罰によって罪を清められた後、天国に入るとされる」とあり、
日本の富士山青木ヶ原樹海が、その役割を果たしている。
価値観の違いで、いがみ合っていた夫婦が、妻の病気を機に
やっと望んでいた夫婦の形が取り戻せると思った矢先の妻の死。
これは「ナカムラタクミ」という1人の日本人男性を通して、
夫婦で迷いながらも、お互い助け合って苦難を乗り切っていく、
2人が望んでいた夫婦の形だったのかも・・と理解した。
DVDが発売されたら、もう一度、台詞をメモしながら、
「愛は、思わぬところであなたを待っています。」の意味を、
じっくり味わってみたい。
P.S.
鑑賞後、ふと頭に浮かんだのは、「ナカムラタクミ」の意味、
「NTTドコモCM・携帯電話役の『渡辺謙』さん」、そして
映画「靴職人と魔法のミシン」(トーマス・マッカーシー監督)
優しくなれる映画です
とても上手く出来てます。
ストーリーも展開も。
正直、泣きました。いっぱいに。
最後に気づく驚きがありました。
それが自分の中で確信に変わります。
You are close to me !! だと
最後に愛しい人とハグしたくなる映画ですね。
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