「知的に泣かされた」追憶の森 SHさんの映画レビュー(感想・評価)
知的に泣かされた
派手さはないけれど、素晴らしい映像と演技の連続で、全く飽きることなく最後まで咀嚼した思い。しかも最後の最後、薄々感じていたけれど、それ故にやっぱりそうだったか!という知性をくすぐる展開に、号泣させられた。
変幻自在のマシュー・マコノヒーとナオミ・ワッツに感心し、全く変わることのない渡辺謙の凄みを感じた。
そしてガス・バン・サントの映像美とクリス・スパーリングの脚本にただただ感服。
アメリカ映画らしい、いや日本的でもあるし、こんな映画をつくれるアメリカ人がいるんだ(上から目線ではあるが─)なんて思ってしまった。
久々に感動させられた映画。
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