戦慄怪奇ファイル　超コワすぎ！ FILE-01 恐怖降臨！コックリさんのレビュー・感想・評価

前作からスケールダウンを感じてしまった

超コワすぎということで勢いもパワーアップ！

コックリさんに取り憑かれた女子高生を殴る！金属バットで突く！ニンニク臭い息を吐きかける！？

新菜ちゃんかわいい、取材拒否でーす
フジロックの恨みは深い…

映像制作を続ける工藤たちは新シリーズを計画し…。
超シリーズ1作目。ホラーに立ち返った序盤は雰囲気作りが丁寧でそこそこ怖い。工藤が出てからは相変わらずで「ニンニクとバット最強だな！」の言葉が頼もしさを感じる1作。

安心のシリーズが再スタート。前半の校舎の投稿映像は助長だったが、検証するため工藤たちと合流して再びこっくりを始める後半は怒濤の展開で飽きない。バット攻撃健在、にんにく口臭で徐霊(笑)。VFXのキツネ。工藤D「おい、こっくり。はいへ進め！」「ルールは自分でつくるんだよ！」人力の超常現象をスタッフが楽しんでやってるのが想像できて微笑ましい。
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ニコ生の生中継でコワすぎの世界観を作るというチャレンジングな企画が。今作と同じ校舎に工藤、市川、田代の３人が無断潜入。白い女が巨大に迫る、前シリーズ口裂け女の時に出ていた北村が無限出現、3000円持ち逃げ。生のワンカメで目の前の人が消えたりVFX出たり、とにかくどうやったの？&今の撮影技術力に感嘆。

「何っ〜たってお前！超コワすぎだからよ〜！」

…って事で、相変わらずの白石ワールド。そのアイデアとサービス精神こそは安心して楽しめるお笑い…いや！ホラームービー。

こっくりさんに纏わる都市伝説だが、舞台になるのが学校。
大体誰しもが学校に関しての様々な噂話を、友達と話した事は必ずあるはずで、それだけに観客に対する掴みは約束された様なもの。

そこへ、低予算だからこそ出来る長廻し。女の子達の自然な台詞。チープなＶＦＸ。アシスタントとの掛け合い漫才等が一体となって、良い意味での"味"となってます。
とにかく、こっくりさんにガチプロレスを挑んでいるだけでもう笑いが止まらない。止まらない！

Fileー０２が早くも待ち遠しい位だもの（笑）

(２０１５年 ６月１７日 アップリンクＸ)