「監督者の心象風景」東京無国籍少女 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
監督者の心象風景
ビューティフル・ドリーマーを観た時は、非現実から現実に戻れなくなった
世界観が斬新で、すごい監督がいるんだと思ったけれども、
その主題が気に入ったのか、監督の作品はどれも傾向がよく似ている。
アヴァロン、実写版の赤い眼鏡、少し世界観が違うがパトレイバーやなども
廃墟の風景とともに戦闘シーンの描き方などがそっくり。
結局、監督の心象イメージを追いかけているだけなんだろう。
この作品でも、非現実から現実に戻れなくなった主人公を描いている。
戦闘シーンは監督の好きな近接戦闘。
この作品は戦闘中の野戦病院という設定だけしかない、
ストーリーも何もないイメージだけで組み立てた映画だろう。
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