「こ、これは」東京無国籍少女 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
こ、これは
これは酷いと観てるときは思うんだよ。
「アニメだったら、この間はもつかも知れないけど、実写だときついなあ」とか。「《5つ数えれば君の夢》観た押井さんが『俺も女子校ものでクラシックBGMでやりたい!』って思っただけかなあ」とか。
ラスト近くでようやくアクションが始まんのね。闘う清野菜名が観たくて来てたんで嬉しいんだけど、清野さん素手のアクションは流石だけど、銃やナイフを使うアクションはまだ今一つなの。まあ、それでも「清野さん頑張ってはるわ」と思って、アクションシーンは良かったかな。
ラストは清野さん軍服着て夕日に照らされる感じなんだけど、良く似合ってた。《図書館戦争》も清野さんがやったらいいのに。
観終わって「まあ、こういう映画踏むのも、映画鑑賞の醍醐味かな」と思って映画館でたんだけど。基本はアイデア一発の作品だから、ネタばらしまでのフリは、もっと短くて良かったんじゃないかなあとか思いながら。
で、帰り道おもいかえすと、なんでか解らないけど、観終わった感じは悪くないの。
アクションシーンからラストまでの清野さんが良かったのが原因かなあと思ったんだけど。あとは伏線がきっちり回収されてるから、そこが心地よかったのかな。
映画館でお金払ってみると高過ぎる気もするけど、DVDだったら途中で絶対観るのやめるし、やっぱり映画館で観ないといけない作品かな。
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