「この時代のAIを扱った作品だからこそ」エクス・マキナ yoneさんの映画レビュー(感想・評価)
この時代のAIを扱った作品だからこそ
・・正直物足りなかった。
映像は美しかった。それは良かったと思う。
けど、ディープラーニングが華やかなりし今の時代に、AI系の映画を作るのであれば、もっと違う視点の作品が作れたのではないだろうか?
この作品のような、人間と同じ思考をするAIは現時点でも現実的ではないけれども、それでもAIの世界は進化している。そのAIの進化が、この作品では感じられない。数十年前に作られた作品のように感じた。。
何故AIロボットが人間に対してひどい仕打ちをするような話になるんだろうか?人間は生物の中では一番クダラナイ存在。そんな後ろめたさを、こういう話を見る度に感じる。
まぁ、その通りではあるのだけど、だからこそ、人間を超越したAIロボットが、人間以上に人間的な普通の幸せを求める、そんなプロットを期待したんだけどな。。
点数がそれなりに高いのは、ほぼ美しい映像を観れたことに対する感謝の点数。正直言って、脚本含めて、あまり評価が出来る作品とは感じなかった。
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