「純情な感情は空回り」エクス・マキナ クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
純情な感情は空回り
意外と怖かった。
若いケイレブは一時の感情に流されても仕方ない。それに対し大富豪ネイサンは若さゆえの感情をも利用し、究極のAIを完成させようとする。しかし、その完成形であるエヴァはその二人の更に上からいく!みたいな。結果、研究者とかロボットとかいう関係性は、普通の男女関係にしか見えなくて、やっぱり女って怖いなと思った。
それとは別に、ロボットだらけの所にいると自分までロボットなのではないかと疑う猜疑心や、旧作のロボットの様子、何やら怨念的なものが視覚的効果と相まって怖かった。
ただテーマ的には多方面で観る内容なので、新鮮さはない。
新鮮かどうかは置いといて、旧作のAIロボット全てが女性型。
男の夢ではあるが露骨。
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