「【人間として、亡き友の画像を拡散させた”級友”達への報復を斬新な視点、映像で描いた作品。その他、この映画サイトへのレビューに対して少し考える。】」アンフレンデッド NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【人間として、亡き友の画像を拡散させた”級友”達への報復を斬新な視点、映像で描いた作品。その他、この映画サイトへのレビューに対して少し考える。】
■女子高生のローラ・バーンズが、泥酔して脱糞した恥ずかしい動画をネット上にアップされたことを苦に自殺した。
1年後、彼女の友人・ブレアとその恋人・ミッチがSkypeで会話をしていると、友人たちと勝手に繋がってしまう。
その中に見知らぬアカウントが存在していて、一人一人消されて行く。
◆感想<Caution!内容に触れています>
・今作が2016年公開という点にジェイソン・ブラムの先見性を感じる作品である。
・ご存じと通り、今やSNSでの悪意ある情報展開は、日常茶飯事であるし、その拡散者が無名である事も非常に気味が悪い。
・ガーシーとかいう愚かしき男が捕まったのは、日本警察が全力を挙げた結果であるが、額に汗をせずに他人の行いをユーチューブに上げて恐喝により、利益を上げるシステム自体がおかしいのは、万人が知る事である。
■今作も同様である。
友が亡くなった事に対し、何ら悔やみの感情を持たずにその姿をSNSに上げる時点で、彼らが故、ローラ・バーンズに呪い殺される姿は、個人的には爽快である。
今作は、ジャンルとしてはホラーかもしれないが、発信するメッセージは重要であると思う。
<ジェイソン・ブラムは、そんな気持ちで今作を作ったとは思えないが、私はSNSで他人を誹謗中傷する、今の風潮は大嫌いである。>
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私事で恐縮であるが、私が今サイトに上げた「君はどう生きるか」のレビューに対し、有難い事に多くの方から共感を頂いた。感謝しかない。
只、一部の方からは”やらせだろう!”というような誹謗中傷のコメントが幾つかあった。
そして、そういう方は100%自分のレビューを上げていないのである。
暗澹たる気持ちになった時に、いつもお世話になっているレビュワーの大吉さんから
”貴方はキチンとしたレビューを書いているので、共感を得ているのですよ。”
というコメントを頂いた。
大袈裟ではなく、涙が出た。嬉しかった。
この映画サイトでは、私は新参者であるがこのサイトには映画愛溢れる善性ある素晴らしいレビュアーの方が沢山、沢山いらっしゃる。
故に、私は自分の映画を観た感想をレビューとして挙げる際には、反論コメントを受ける姿勢を取っているのである。>