ちはやふる 上の句のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
先日、友人と観てきました。
私も友人も原作やアニメがすごく好きなファンです。
私個人としては正直なところ、キャスト発表や予告編公開時点では
「キャストがなんかしっくりこない(部分的にはハマるけど、全体がハマる感じは…」
「予告編なんて、良い場面を繋ぎ合わせたプロモーション作品だから、引き込まれるのは当たり前。本編全体もそうだとは限らない。」
と思っていました。
しかし、ここ等の前評判が良かったこともあり、半信半疑で鑑賞に至りました。
鑑賞後の感想は、私も友人も
「期待・予想以上に、本当に良かった!」
導入部では若干突然なコミカル感があって、え?大丈夫?と思いました。
しかし、鑑賞を進めていくにつれて
「あ、千早がいる。太一が、新が、皆がいる。ちゃんと、ちはやふる、だ。」
と感じました。
外見や体格からだけではなく、役者さんの心が、ちはやふるの登場人物になっているのだなと。
個人的には、大江奏ちゃんとヒョロくんが最も原作の再現度が高いと思いました。
競技かるたは、世界観の説明が丁寧で、随所にアニメーションがありアニメ版がオーバーラップしました。
またかるた部の奮闘シーンの数々は、競技経験者もそうでない人も共感出来る、原作を踏襲した心理描写になっていて、とてもグッときました。本当、泣きそうになりました。いや、泣きました。
全体としては、原作のストーリーとは違う点も多々ありましたが、テンポや話の流れが自然で、下の句に続くようによくまとまっていた印象を受けました。
実写化コンテンツは、登場人物や内容の原作再現度が低くクオリティも低いという考えは、私も持つ派ではあります。
しかし、事前情報からの先入観で判断するより観てから作品の良し悪しを判断すべきだな、と今回の鑑賞を通じて思いました。
この作品は、原作ファンでも十分に感情移入出来る作品だと思います。
まだ、鑑賞されていない方には是非観ていただきたいです。
私も友人も「下の句絶対観る!」と言っています。
競技かるた。
原作は例によってマンガ。かなりの人気作のようだが、もちろん原作は知らない。
都立高校1年の千早(広瀬すず)が競技かるた部を作るために奔走するところから始まる。
小倉百人一首は、僕にとっては非常にハードルが高いもので、本作を観ても、やりたい、とはけっして思わなかった。
よってかるたに対する思い入れもまったくないし、登場人物たちがかるたに熱心になる気持ちは理解の外であった。
小泉徳宏の狙いは、かるたを描くことになかったのは明白で、たぶん世の多くの人が、かるたの代わりに何かをあてはめることで、彼女たちの奮闘ぶりに共感できるようにしている。
競技かるたの最低限のルールだけ説明して、あとは青春群像劇に徹している。
2部作についてはいつも批判的だが、本作のような構成ならやむなしかもしれない。
都大会で優勝した彼女たちは、次は全国へ向かう。
「下の句」にも期待。
松岡茉優を観たくて観に行ったらまさか下の句のみでした笑 全体的には...
かるたの魅力
感動要素満載!!
原作があるのは知っていましたが、全く読んだことはありません。人気の原作を、人気の広瀬すずがどう演じるのか興味があり、見てきました。そして、思いきりハマりました!
競技かるたを通して、千早たちがチームとして結束していく大筋の中で、チームの一人一人がきちんと描き出されていることがすばらしいです。太一が過去の自分と向き合い、机くんが心の底をさらけ出していくあたりは、目頭が熱くなりました。もちろんそこには千早の存在があり、千早の真剣な眼差しや心からの思いが、仲間たちの心を揺さぶっていくのですが、これは広瀬すずの演技あってのものだと感じました。今この手の役をやらせたら、広瀬すずの右に出るものはいないんじゃないでしょうか。
また、競技かるたのシーンもすごい迫力で、読み上げの瞬間はこちらも息をのむほどでした。それに、百人一首の名句のストーリーへの絡め方もわざとらしくなく、自然に和歌の世界を感じ取ることができました。これを機に、日本の伝統文化である和歌が見直されてほしいなとも思います。
これでいよいよ下の句が公開されますが、ここに新がどう絡んでくるのか。松岡茉優との戦いはどうなるのか。今からワクワクします!
かなり良い(^o^)
作品自体は以前から知っていたが、原作もアニメ版も未見で予備知識は殆どなかったけど、主演の広瀬すずさんの風に吹かれた様な躍動感を感じる劇場ポスターに興味を惹かれて鑑賞。
とても面白いです。
主役の千早を中心に置いての進め方は勿論だが、他のメンバーの光の当て方も割りときちんとしていて、数合わせ的な感じがしないのが良い。肉まん君が良い味出してる♪ 単なるムードメーカーでないのが良いね。
机君も秀才ではあるが、競技かるた部では他の人よりも力が劣る事で劣等感を感じる10代の多感な葛藤を描いている。千早・太一・新と言った主要メンバー以外でこういったシーンが描かれているのが驚いた。時間尺が限られている中でこのシーンを取り入れた事で作品自体の完成度が高いと感じました。
難を言えば、肉まん君や机君に比べて、同じメンバーのかなちゃんの当て方が薄いのと、新の当て方が太一と比べても若干薄いかな?と感じるけど、下の句で活躍を期待したい。
その他の出演者も良いが、なんと言っても主演の広瀬すずさんが良すぎ♪ 千早をコミカルに演じながらも熱く切なくひたむきな千早を演じてます。劇場ポスターでは大学生的な美少女なイメージに見えますが、作中では等身大の高校生を表現されてます。それがまた良い♪
競技かるた自体は殆ど知らなかったけど、なんとも伝統がありながらも躍動系な感じで興味津々。競技かるたの聖地が自分の出身地の京都の隣の滋賀県と言うのも初めて知りました。
周りで原作やアニメ版を見ている人達の感想は「話をはしょり過ぎ」と原作やアニメ版贔屓の視点で感想がチョイと辛口な意見もありますが、予備知識無しで観る分にはモーマンタイ(問題無し)です。
現時点で観た2016年の邦画作品の中では屈指の面白さです♪
このまま、原作もアニメ版も未見のままで下の句を鑑賞してから、原作とアニメ版を見たいと思います。
下の句も大いに期待してます♪
原作の良さを損なわない良作
素直に良かった!!
完成度の高い青春スポコン映画でした、これなら下の句も期待できる
名前ぐらいは聞いたことがありましたが原作もアニメ版も内容はよく知らず、しかもテレビ局絡み映画の二部作と言うことで劇場で見ようか見まいか結構悩みましたが、広瀬すず見たさの欲求が上回り何の前知識もなく鑑賞したら、思いっ切りド嵌りしてしまいました!
今流行の漫画原作の学生専用青春ドラマだろうと正直舐めていたのですが、映画の完成度が思いのほか高くてビックリ。
あまり馴染みのない競技かるたを題材に、ここまで熱くなれる青春スポコン映画を作ってしまうとは・・・素晴らしい、迫力が半端じゃなかった、まさにスポーツ、いや格闘技でしたね。
それを見事に演じきった役者陣もお見事の一言でした。
若干の難があるとすれば、一応初心者向けに競技かるたのルール説明はしてくれましたが、細かい部分はもう一つピンと来ないところもあって、競技かるたそのものに関してはそこまでのめり込めなかったところも。
ドラマ的な演出や迫力ある攻防で十分楽しめはしましたけどね。
ただ、百人一首の歌に込められた想いをしっかりストーリーに組み込んで、より深みを感じられるような青春ストーリーに仕上げた辺りは素晴らしかったと思いました。
その競技かるたのスポコン部分と恋愛部分、また良い意味でクスッと笑えるような漫画的な部分とシリアス部分等、全体的なバランスにも優れていた作品だと思いましたね。
千早、太一、新、三人のそれぞれの想いが下の句でどう言った結末を迎えるのか、今から楽しみでなりません。
上の句は太一がメインな感じでしたが、今後新がどう絡んできてストーリーが推移していくのか、非常に気になります。
しかし広瀬すずの魅力はやはり半端じゃなかったなぁ。
「海街diary」から更なる進化を見せたすずの成長ぶりには終始目が釘付けでした。
だけに、太一の心境に思いっきり共感、太一の人間的な部分には感情移入しまくりでした。
そんな彼が青春全部懸けて挑んだクライマックスは、まさかの意表を付いた結末に・・・これはやられたなぁ!
脇を固めたチームメイト3人も皆キャラが立っていて良かったですね、特に机君には泣かされたぁ、5人が真のチームになっていく姿にはとにかく心揺さぶられました。
下の句でも5人を見るのが本当に楽しみ、松岡茉優の最強っぷりにも期待してしばし待ちたいと思います。
正統派な青春ストーリー!
原作の大ファンです
原作の思入れがかなりあり、映画化にあたり、かなり不安がありながらの鑑賞です。
結構キャラの性格が変わっていましたが、そこまで違和感もありませんでした。
時系列と場面を無視して、原作のいいとこ取りシーンをかき集められたので、飽きずに見れました。(あのシーン、本当は原作ではもっと先の場面のシーンでやるのに、など)
原田先生の、原作通りの言葉やオリジナルの言葉はグッと来て良かったです。
新のキャラがやや気弱な感じで少し物足りなかったですが、太一役の野村さんの試合でのかけ声は、太一っぽくカッコよかったです。
そして何よりも
千早役の広瀬すずちゃん、かるたしてる時に、千早が笑いながらかるた大好きって顔のシーン、千早その物です!(たぶん下の句での登場かな?)
下の句も見に行きたいと思います。
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