「「めぐり」に備えて初鑑賞」ちはやふる 上の句 羊さんの映画レビュー(感想・評価)
「めぐり」に備えて初鑑賞
“ちはやふるが10年ぶりにテレビで帰ってくる!”ということで、応援している俳優さん(齋藤潤)が、出演されることを発表してくれて大歓喜したのですが、映画三部作どれも観ていない現状にぶち当たりました。ちはやふるの世界観にちゃんと浸りたいし、映画に出演されていた俳優陣も集結ということでかなりアツい展開なので、急ぎ三部作を追っています。どんどんチームの絆が深まっていくところが本当に感動しました。特につくえくん。チームの皆んなが勝利するなか、つくえくんだけが勝てない。つらい。「ずっと一人でいたらこんな感情を味わうことなんてなかったのに…」と涙してしまう気持ち、痛いくらいに分かって観てるこっちも涙が止まりません。千早のかるたが頬にあたるシーンは、愛がこもった平手打ちのように見えました。みんなの励ましがつくえくんの肩に。僕もどちらかといえばチームよりも一人を好むタイプですが、チームもいいものだな、と素晴らしさと羨ましさを感じられる作品です。かるたの戦い方を通して成長していく太一もよかった。待つのではなくて、取りに行く。止まっていた太一の運はここからまた廻りはじめる。運は自分で掴みに行くものなのだ。では下の句へ。
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