「これだって立派な、淡い恋の青春グラフィティ」彼の見つめる先に 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
これだって立派な、淡い恋の青春グラフィティ
もう他でもネタバレしているので書くが、好きになったのが「たまたま」同性だったということ。そうな風に軽く受け止めてしまうくらいに、ふたりの感情がごく自然な流れで、微笑ましく、切なく、純粋だった。
レオを面倒がらない幼馴染がいたことも貴重な存在だった。
目が見えない?、それがなに?、できないことなら手伝うから問題ないよ。それよりちゃんと見て、優しいレオという一人の人間を。
そんなメッセージが伝わってくる。
二人で自転車に乗ったラストシーンを見ながら、涙がこぼれてきた。
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