劇場公開日 2015年10月17日

  • 予告編を見る

「キュンキュン&ニヤニヤ必至(笑)。中高生向けのピュアラブストーリー。」先輩と彼女 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0キュンキュン&ニヤニヤ必至(笑)。中高生向けのピュアラブストーリー。

2015年11月13日
PCから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:高校生らしい純粋で甘酸っぱい恋模様が、キュンキュン要素満載で描かれる。ラブシーンもほとんどないので、デートにも最適。
否:かなり強引でご都合主義な展開はご愛嬌か。悪く言えば子供っぽい内容なので、苦手な人には向かないかも。

 構図としては、“私が好きな人か”“私を好きな人か”という、「ヒロイン失格」と似たようなイメージです。ただ「ヒロイン失格」が選ぶ立場だったのに対し、こちらは選ばれる立場という、なんとも切ないストーリーです。些細なことで一喜一憂してしまう高校生らしい純粋な恋愛が、ストレートに描かれています。
「こうなりそう・・・。」
って分かっているのに、思わずキュンキュンしてしまいます(笑)。
 ただまあ、展開はかなりご都合主義で、
「いやいや、タイミング良すぎでしょ!?」
って思わずツッコみたくなるような場面が沢山あります(笑)。内容的にも、どちらかといえば中高生向きの恋愛ドラマと言えそうです。
 「『報われないから』ってやめられたら、それこそ本物じゃない。」
という哲雄の言葉がグッとくる、そんな作品です。

映画コーディネーター・門倉カド