ライフ・アフター・ベスのレビュー・感想・評価

これまで観たゾンビ映画と違い、ゾンビを可愛く描いている。

難しい映画や怖いゾンビ映画の後に、お口直しで観るのに良さげな作品。

驚くような仕掛けはないけれど、可愛くて笑えるゾンビ映画。
デイン・デハーンのあのいつも困ったような悩んでいるような顔つきが上手くコメディに活きてますね。
ストーリー的にも、ゾンビ化が進むベスが最後まで執着するのがザックのことというのが、
　可愛くてやがて哀しいゾンビかな…
てな感じで味わいがあって良いですね。
幼馴染みのエリカのくだりは要らないんじゃないかな〜…？

笑えた。
ゾンビ映画でもこれは面白いタイプ。

くくりつけられた物ごと移動する彼女がシュール。
ちょこちょこ出るセリフが面白い。
デハーンの演じる役の、彼女への後悔から懺悔への流れが少し悲しい。
でも涙までのシーンはなく、全編笑ってストレスなし。

デインデハーン主演で、予告編でおもしろい匂いを感じたこともあり劇場へ観に行ってきました。
結論から言うとおもしろい！期待通りだった！……エンディングまでは(´д｀)

そう、エンディング。幼なじみとのロマンスを匂わせて終わるのがなんだかなあ。
唐突であまりにとってつけた感。劇途中で幼なじみは出てくるし、絡みもあるがそこはベスとザックの絡みを単に面白くするだけのモブキャラ。すぐに退場。もっと出番があって、絡みも多ければわかるが、この締めは……うーん。
一度目のベスの死に直面した主人公の落ち込みよう。これをやればよかった、こう言えばよかったと後悔でいっぱい。うまくベスの死を受け入れられなかった彼。
それを二度目の死で繰り返さないように、物語的に主人公が恋人の死を受け入れて前に歩き出す「未来」を感じさせる終わり方で閉めたい、それには手っ取り早くわかりやすい「良い変化としての新しい人間関係の開始」で幼なじみの彼女とのこのラストになったと思うのだが。
しかし。しかし。これじゃベスがあまりに可哀想じゃないか。この作品で描かれたベスとザックの時間は何だったんだよ！と。彼女が死にました、はい次の女に乗り換えましたという風にしかまあ見えなくて。
最後のベスとザックのハイキングで、流した私の大量の涙を返してほしいぞ(´･ω･`)

とにかくラストが残念。終わり悪ければすべて悪い、的発想になってしまい、全体の評価が下がった。あくまでもザックとベスで終わってほしかった……。

話の構成としてはベスの初回の死に関してバッサリ省略したことに始まり、この省略具合が大変上手いと感じた。観ていてだらだら感はいっさい感じなかった。上映時間も話の丈に合っていたと思う。

面白くなかったかなぁ(^^;)
主演二人は私は知らなかったのですが、
クリミナルマインドという米ドラマのリード役の人が出てるから観に行きました。
キャストで好きな人がいたら、楽しめるんではないでしょうか。
コメディ風ですが、余り面白くなく、
私は余り好みじゃなかったです。
もっとシリアスに作ってくれても良かったのになーといった感じです。

ストーリーはハッキリ言ってくだらないです。海外では脚本がつまらないとかなり内容の評判は悪かったよう。
期待はしていなかったけどデイン・デハーンが可愛かった。デハーン好きな人は絶対に観るべき。
幼馴染みとの最後のシーンはいらないかな。今まであんなにベスとイチャイチャしていたのに、仕方なく殺して、そして意外とあっさりと次の彼女に移るっていう、、、終わり方が雑だと思います。