劇場公開日 2015年5月16日

「僕の彼女はゾンビ」ライフ・アフター・ベス 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5僕の彼女はゾンビ

2019年4月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

イケメンゾンビと人間の女の子の恋を描いたゾンビ・ラブコメディがいつぞやあったが、こちらはあちらより異色作…と言うより、珍作。

恋人ベスと関係がぎくしゃくしたまま、ベスを不慮の事故で亡くしたザック。
深い悲しみに包まれるが、ある日ベスの家で、両親と一緒に居るベスらしき人物を見かける。
彼女の両親の制止を突破し、家を訪ねると…
確かにそこには、ベスが…!

彼女の両親曰く、何と葬式の後、突然生き返ってきたというベス。
何故…?
…と、普通は思うが、ザックは喜ぶ。
これまで以上にベスと過ごし、一緒に居る事を大事にしようとするのだが…、

生き返ってきたベスは何処かヘン。
顔に水ぶくれ。
時々狂暴に。
どんどんゾンビ化していく。
さらに、町ではベスの他にも生き返る人たちが。
思わぬ事態へと発展していく…!

ナイーブで繊細な内面演技が多いデイン・デハーンの珍しいコメディ演技。
若手コメディエンヌ、オーブリー・プラザのゾンビ演技は天晴れ!
ジョン・C・ライリー、アナ・ケンドリックらキャストも意外に豪華。

ユニークな作品ではあるが、面白さはイマイチ弾けず。
単純にゾンビ・コメディにしたかったのか、
ザックとベス、ザックの幼馴染みの女の子の三角関係ゾンビ・ラブコメディにしたかったのか。
どっち付かず、シュールな珍作であった。

一つ言えるのは、
ゾンビ彼女の嫉妬は怖い!(笑)

近大