「凄い映画」アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち 鳴海さんの映画レビュー(感想・評価)
凄い映画
心のどこかで他人事のように思っていた。
何も知らない。聞いても信じられない。
映画の中でテレビを見ていた人々は、まさに自分のことだと思い、とても耳が痛かった。
そして映像として伝えることの偉大さを身を以て実感した。
多数の記録映像、目を背けたくなるような光景に必死に向き合った。知らなければならないのだと言い聞かせて。
主人公のレオが映したかった、アイヒマンの人間性。伝えたかった、誰でもファシズムに傾倒し、残虐な人間になりうるということ。
ない頭で、考えさせられる映画でした。
コメントする