ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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セッションと似てる
切ないストーリーは伝わった。
何か前作セッションと終盤の流れは似てた。
ラララは二人がケンカ別れした後、一本の電話で再び出逢う「このオーディションきっと上手く必ず出ろ」
(あれ?)
セッションも同じような...絶縁 疎遠になった鬼教師と生徒がジャズバーで偶然出会い「君にドラムを叩いて欲しい今度は上手くいく」あとは同時進行セッションの最後を思い出しながら観ていくと最後は似たり寄ったりで今回はもし二人が結ばれていたならばの妄想シーンが始まり..
最後は二人うなずいて終わるのも前作と同じだったので、あっさり切なく終わり物足りなかった感想です。
見終わった直後に何を思うか……
開始10分
突如始まるミュージカルに、その規模の大きさに対して『どれだけ金かかってるんだ!?』と下世話な意味でも圧倒されてしまう。
唯の背景だと思っていた通行人達が実は演者側だった、というサプライズは、ミュージカルておいてよくある手法だが、
それを二時間以上も見せつけられたらさすがに辟易するだろう。
そんな不自然なサプライズ演出は多々あったが、全体的には『ザ・ミュージカル』といった如何にもミュージカル映画の為にあつらえた映画という印象は薄かった。
ただ、ここまで歌にダンスに演出にスケールをとっているのであれば、寧ろミュージカル映画に特化して欲しかったという気持ちもある。
例えば、ミアと女友達との独身女性ならではのコミカルなやり取りや、ラストのセバスチャンのピアノ演奏。
寧ろミュージカルとして最高の見せ場になったであろうシーンが、何か物足りない印象。
シンプルに役者の演技力を見せればいいだけのシーンなのに、外部から『ほら、ここで感動しろよ。』という余計な刺激を与えられたような……そんな気持ちになった。
ストーリー自体は割りとありきたりの内容なのだからこそ、ミュージカルとしての見せ場のシーンをもっと深い物にして欲しかった。このシーンだけでも、この映画を見にきた価値があった……!と言えるような…。
そういう意味では、終わった直後に『いいものを見た!』とは直ぐには思えなかった。
平均的なストーリーと最高級のミュージカルを平均以上の演出で組み合わせた、
全体的に振り替えればかなり良いものを見させて貰ったハズなのだか、
映画を見終わった直後、直感的にそう感じるのかはまた別の話……。
夢か恋か
すっかり日本のドラマに毒されて、
無意識に恋愛もハッピーエンドを望んでいる自分がいた。
夢を叶えるのはそんなに甘いことじゃないよね。
色恋なんてそっちのけで全身全霊をかけなきゃ叶うもんじゃないよね。かけても叶う保証もないしね、
でも、それでも欲を言えば2人がずっと一緒に生きていく相手になっていて欲しかった。
全体的にとても面白かった。 最初の道路でのみんなでやってた歌と踊り...
全体的にとても面白かった。
最初の道路でのみんなでやってた歌と踊りから面白かった。
こういうミュージカル映画もたまには言いなって思った。
でも、最後の展開が想像してたものと予想外な展開だったから、そこは残念に感じたけどこれがリアルで良かったのかもしれない。
ラストは意外
映画全般がリアルな現実とファンタジーなミュージカルシーンで構成されてます。
ミュージカルを見慣れてないせいか登場人物が突然歌い出す場面はCMが始まったような違和感はありましたが気分が高揚すると主人公たちは歌い出すんだと自分で決めて見ることにしました。
中盤まではありきたりな恋愛ストーリーと割と長いミュージカル場面で少し退屈でしたが現実が2人の距離を離していくあたりから目が離せなくなります。
忘れられない恋人がいるような方なら心に響くラストだと思います。
冒頭のダンスから、切ないラストまで最高でした。 好き嫌いは分かれる...
冒頭のダンスから、切ないラストまで最高でした。
好き嫌いは分かれるだろうけれど、何かを得るためには何かを失わなければならない、という夢ばかりみていられない、現代的な感じが、なんとも言えなく切なくて、僕は好きです。
ただ、ミュージカル映画、というよりも、ミュージカル要素がある恋愛ドラマ、と言う方が正しい気がします。
昨日で6ポイント貯まったので久しぶりのポイント鑑賞。平日のレイトシ...
昨日で6ポイント貯まったので久しぶりのポイント鑑賞。平日のレイトショーだけど、なかなかの入り。さすが話題作。ポップコーンとポテトの誘惑に負けてギリギリの着席。この間、行われたハプニングのアカデミー賞で一度、作品賞に選ばれた「ラ・ラ・ランド」
期待を込めて鑑賞してきました。ライアンゴズリングとエマストーンのキャスティング最高ですね。映画館で観るべき映画。しかしながら、意外な部分も多い作品でした。ビジュアルは華やかなミュージカルですが、売れない女優とジャズマンの男の物語で、ミュージカルというよりもドラマでした。個人的には終わり方が好きです。女優として大成した彼女と、ジャズのお店を成功させた男が、それぞれの道を歩んで行く。夢には犠牲が必要だというリアルなドラマを描いていました。しかし、このエンディングは観に来た方々は、あんまり求めてないかもしれない。やっぱり王道の華やかでわかりやすいミュージカルが観たいかもしれない。ビジュアルや日本での宣伝も、割とそっちよりですからね。毎回思いますが、宣伝も含めて映画なんですね。日本での反応が気になりました。
文句ありません。
映像と音楽とダンスとラスト、素敵でした。
ライアン・ゴズリングの表情と、エマ・ストーンの様々な感情を宿した瞳が頭から離れません。
ラストは最高のたらればでした。ぎゅーっと締め付けられる。戻れないこと、前を向かなきゃいけない時とはこんな時のことを言うのだろうな。
観ようか迷ってごめんなさい。
観て良かったです。
素晴らしいってこういうこと!!
初めから終わりまであっという間。
もう何から語っていいか分からないくらいいい映画でした。
セブ役のライアン・ゴズリングは、きみに読む物語で、胸を締め付ける切ない表情が上手な俳優さんというイメージがついていたけれど、今回もさすがでした。
夢追うふたりが惹かれあってギクシャクして別々の道を歩んで、成功する。一見ありきたりなストーリーだけれど、それを彩る音楽と色彩がかっこよくて綺麗で素敵で、久しぶりに映画に入り浸った気がします。
映画ってこうじゃないとって思うくらい楽しくて、単純が複雑で、綺麗なお話でした。
seb'sで再会したときのピアノのシーンは最高でした。
泣けました。
わくわく
始まりから長回しのシーンで泣いてしまった。
すぐに中に引き込まれて行きました。
ずっと胸がドキドキわくわくしてた。
よく観てるアクションとかサスペンスとは違う感覚。
字幕を読む必要がないくらい、歌とダンスと表情で楽しめた!
てか、英語が分かればもっともーっと楽しんで観れるんだろうなぁと自分の語学力の無さに無念。
音楽もやっぱりアカデミー賞取ってるから素晴らしい!
たまに昔のコントみたいな場面転換があって面白かった。
音楽が盛り上がってー無音!とか、映像が丸く中心にフェードアウトしてったり笑
いまどき珍しいなぁと感じた。
私の中ではエマの演技も素敵だけど、ライアンがいるからこそ!だと思う。
プールサイドで演奏する姿には思わず吹き出してしまった笑
そして最後の2人の表情。
あれが全てを物語っている。
2人がくっついていればどちらかの夢は叶わなかったってこと。
これでよかったんだ。
本当に心揺さぶられた!
ミュージカルって素晴らしい(^O^)
切ない
ウキウキする音楽と華やかな衣装。
冒頭の引き込まれるようなパフォーマンス。
主演のお2人もとても魅力的。
それなのに、割と濃く残っているモヤモヤ感…特に捻りがある訳でもない簡単なストーリーなのに、よく分からない印象。描いて欲しい所がすっ飛ばされてしまい、映画に入り込めなかった。
本当に魅力的なだけに惜しいー!でもお2人のダンスや歌、素晴らしかったと思います!
なんだか、色んな意味で切ない!
ふたりで叶えた夢。叶えられなかった夢。
本当に夢のような2時間だった。映画の魔法が振りまかれていて、ずっと夢を見ているのかと思うほど。ずっとこの夢の時間が続けばいいと本当に思った。映画が終わらないでほしいと願ったのは初めて。
オープニングから映画はフルスロットル。幕開けに相応しく、豪華で晴れやかでテンションが上がるミュージカル。オープニングの曲が終わった後、無意識に拍手をしようと手が動きかけて慌てて手を止めたほどガッチリと心を掴まれてしまった。そこからの物語にもすっかり魅了され、夢と夢を追うものと叶った夢と叶わなかった夢を描いた夢のような映画だった。
この映画を見ると、デイミアン・チャゼルが本当に音楽を愛しているのが分かると同時に、かつてジャズ・ドラムに没入していたチャゼルが今、映画の中で音楽を表現しようとしているのか、その所以までもが窺い知れるよう。この作品は、映画そのものをこよなく愛し、音楽をこよなく愛し、ロマンスとロマンティックをこよなく愛し、夢見ることをこよなく愛し、そして夢のために払う犠牲までもこよなく愛しているのが伝わってくる。過去の名作映画へのオマージュをふんだんに盛り込み、映画の表現方法もハリウッド黄金期の映画を彷彿させる演出スタイルを取り入れつつ、現代の感覚や感性を鋭く磨いて作品に投影している。これはもう21世紀に生まれた新しいクラシカル。粋で洗練されたクリシェ。気が利いていてとても贅沢なオールド・ファッション。全てのシーンが贅を尽くして美しい。もう圧倒されっぱなし。
ふたりに訪れる結末もとてもいい。ちょっぴりピターで切ない結末。だけど、同じくらい幸福で美しい結末。物語までもが贅沢で豊かで芳醇。もう何から何まで素晴らしい。どこがどう良くてどこがどう好きかって問題じゃなくって、もうすべてが良くてすべてが好き!
この美しいミュージカルのヒロインとして君臨するエマ・ストーンがまた素晴らしい。エマ・ストーンがエマ・ストーンらしくスクリーンにいて一際輝く存在感。魅力が炸裂していて、いつにも増してチャーミング。愛さずにいられない。
そしてそんなヒロインを華麗にエスコートするライアン・ゴズリングの男らしさとスマートさ。映画のために特訓したピアノの実演奏も見事なもの。当初ゴズリングがミュージカル?と不思議に思っていたくらいだったが、ゴズリングもキャリアを積む中で、スター性と共に軽快さも身に着けていたようで、ステップを踏むように軽やかにミュージカルに溶け込む。シャツの袖をまくっただけのシンプルな着こなしがこれほどバシッと決まってかっこいいのもやっぱり本物のスターという感じ。
そしてエマ・ストーンとライアン・ゴズリングが並んだ時のケミストリーにまた惚れ惚れしてしまう。ふたりの相性の良さが演技からも歌からもダンスからも伝わってくる。この最高の映画を最高以上のものにしたのは、この二人の組み合わせによるところも大きいと思う。主演男優と主演女優の間に迸る情熱を堪能する悦びにも満ち溢れていた。
この映画が日本で公開されている間、私は何度でも映画館に足を運ぶと思う。何度も観て何度も聴いて何度も感じて、スクリーンに映るすべてを目に焼き付けたい。この映画は映画館で観なければ意味がない。ブルーレイや配信を待っていてはダメ。映画館へ行かなければ!
私たちがどうして映画を好きなのか、その理由を思い出させてくれる映画。それが「ラ・ラ・ランド」だ。
終盤うるっと(;_;)
前半はアップテンポな曲で楽しめます。
後半20分くらいはうるっときて、ハッピーエンドじゃないのにハッピーエンドな展開を一時味わえました。
個人的には合格点!
ミュージカル映画好きなら見る価値あり。
普通でした。
ミュージカル映画とミュージカルドラマをよく見ている側からすると、もっと良い作品を見てきたので、あれ?今の時代ってこの程度でこんなに評価されるの?と驚きました。
ただ、音楽と衣装と色合いと配役は凄く良かったと思います。見て良かったです。
本来のミュージカルは軸となる話がしっかりしていてロジカルだからこそ、歌が入って突然踊り出しても違和感を与えないんですが…。
5年後〜となってからミアが結婚して子供まで居ますね。現実と夢と愛すべては手に入れられない、というメッセージは凄く良いなぁと思って設定として素晴らしいと思ったのですが、
子供が少し話ができて絵も描けていた事からして3歳くらいでしょうか。
3歳だと考えるとパリに撮影に行ってから2年ほどで結婚して子供を身ごもった事になります。
セブにも安定を求めている節があったので結婚して家庭に入りたかったんだろうなぁとは思うんですが、女優になりたての駆け出しでやっと売れた人が、売れたばかりの2年かそこらで結婚して子供まで産むという事に違和感を覚えました。
大女優ならまだしも、売れたての人は子供を産んだら戻ってくるのが中々難しい世界だからです。
最後の結果に、せっかくリアリティを入れるのであればその辺りも徹底して欲しかった。
個人的には、結婚してバリバリ女優業をやっている、という感じにしておいて欲しかったです。
CMではファンタジー、実際はすごくリアリズム
セブには才能があった
だから、ミアのため、自分の夢のために、やりたくもない(ジャズではない)音楽の道を選び成功した。
一方で、ミアには素質があった
だから、オーディションは必ず通るわけではなく残念な結果に。
だけれど、自分ですべて脚本を作ることでその素質を十分に生かし、スカウトマンの目にとまった
ただ、そのスカウトマンの伝えを教えてくれたのはセブだったのに...
成功した彼女は、パリで暮らすうちに、旦那をもち、子供を出産し、家庭を築く。
一方で、才能のあるセブはやりたいジャズを弾きながら自分の店を構える。
才能と素質が再会を果たしても、結ばれることはない。ただ、セブの中にミアはいた。ミアの中には、セブを考える余地はあったが、いたわけではなかった。
とても現実的な話でした。
最後のセブの絶妙な表情はお見事。
◎
初っ端のミュージカルで
おぉ!思ってはいたがガッツリミュージカルか!
と思った。
夢を追いかける2人とそれに反する現実。
世の中甘くはないとゆうことをしっかり感じる。
ただ最後には2人の夢は叶い、
ただ2人の中は離れる。
5年の間に何があったかはわからないが何かを得て
何かを失う。そうゆう意味合いもあるのではとも思う。
人間生きていれば、たらればの後悔だらけでは
あると思うが戻れない現実を噛み締め前を向く気持ちが2人の表情に現れたラストシーン。
映画を見終わった後には寂しい気持ちになった。
個人的にはライアン・ゴズリングもエマストーンも大好きなので結ばれてほしかったなぁ。
このラストは何なのか
ラストでエマ・ストーンが幸せそうに見えないのね。「成功しなかった方が良かったんじゃないの?」と思った。
「成功したら幸せなのか?」ってテーマならそれでも良いんだけど、そういう映画じゃないよなーって。
「ミアとセブ、それぞれの人生を歩んで、それぞれ幸せになりました」って感じは《シェルブールの雨傘》に似てるんだけどさ、《シェルブールの雨傘》はそこに焦点絞って描いてるからね。
ハッピーエンドにならない難しい話はフランス映画に任せて、ハリウッドはハッピーエンドの映画作った方が良いと思うんだよね。《T3》で学んでないのかな。
これでストーリーが弱くなっちゃうから、せっかく素晴らしい他の部分にもケチつけたくなっちゃうのね。
前半の怒涛のミュージカルパートは面白くてね、特にオープニングは「うおー、もうこれでもと取った!」と思ったもん。
二人で「こんなの大した景色じゃない」と強がりながら眺めたり、「こういう人生もありえたんじゃ」と回想いれてみたり、面白いんだけどさ、ストーリーがしっかりしてないからギミック臭が残っちゃうの。
そもそも今の時代にミュージカルってのが難しいんだよね。過去の名作が大体のことやっちゃってるから。オマージュいれてやってくるんだけど「もう、ミュージカルは難しいんだなあ」って気持ちが残る。
あとストーリーに関係なく物語に入り込みきれないときがあんだけどね、これ原因はエマ・ストーンの唄なの。ダンスは頑張って違和感ないとこにきてんだけど、唄はやっぱりちょっと落ちる。他の人の声をあててもいいんじゃないかと思ったよ。
残念
完全に好みの問題なのかもしれないが、個人的には大して面白くなかった。特に、ラストが最悪。唐突に「あったかもしれない話」なんて始めてしまって、なんだこりゃって思った。後悔する心理描写?やめてくれって感じだ。あれだけ前のめりにやってきた連中が、最後の最後で後ろ向きになるなんて、ワケがわからん。辛気臭い映画の締めくくり方に落胆した。
それぞれ別々の夢に生きる両者が、お互いに賞賛し合う清々しいラストを期待したのだが。観客として裏切られた気分だ(苦笑)。
後悔するってことは結局のところ、本当にやりたいことをやっていたワケじゃない、ってことになるわけで。作品自体が作品を否定してどうすんだってね。本当にがっかりした。あんな具合に後悔する主役の二人のどちらかにでも共感できるのなら、味わい深いラストということになったのかもしれないが、自分には無理。あれでは作中での二人の発言が、全て白々しく思えてきてしまう。
何を後悔することがある?こんな連中を見ても「大女優はとりあえずガキと旦那に謝れ、ピアノマンは他人の女房を思って未練がましくピアノ爪弾いいてんじゃないよまったく」としか思えん(笑)。ジメジメと哀愁を奏でるのは序盤か中盤にやってほしかった。
こんなことを書いたら「お子様だ」と嘲笑されるかもしれないが、ハッキリ言わせてもらうと、個人的には『ドリームガールズ』の方が、本作よりも、100倍面白かった。比べるだけナンセンスなのは分かっちゃいるんだが、観た後にどれだけ満足できるかが自分にとっては重要なわけで。本作は前評判が良かったので期待した分、拍子抜けしたのは事実。
同監督の手掛けた『セッション』で見られた凄みのある描写は、本作では消え失せていた。個人的には、本作は中途半端に良い映画ってところに落ち着いちまった感じだ。もちろん個人的には『セッション』の方が好きだし、100倍面白かった。
セッションで主役をいじめ抜いたスキンヘッドの鬼先生が本作にもネタとして登場。終盤の妄想シーンで良いヤツっぽく振舞っていたのが印象的だったのだが、そこには違和感しかなかった。その時見せたスキンヘッド先生らしからぬおどけた表情は、似合わねえし、気色悪いなぁとしか思えなかった。
次回作に期待したい。
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